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バースデイ・プレゼント1(3) 


僕は唖然としてほとんど声が出なかった。彼女が「第一部」と言ったことの意味が、すぐには飲み込めずにいた。

「僕の人生でこんなに興奮したことがないよ。一体、どうしてこんなことを思いついたんだい?」

「何度か、あなたとレスビアンのビデオを見ながら愛し合ったことがあったでしょう? その時に思いついたのよ」

確かに、これまで僕も妻も、2人の美しい女性が愛し合い、大きなクライマックスに達する光景を見て非常に興奮することが多かった。妻は、僕が彼女に買ってあげた衣装を僕がとても気に入っているのを思い出し、同一のものでより大きなサイズのものを買い求め、さらに、その仕上げとして同じデザインのセクシーな靴を2組買っていたのであった。パンティ、ガーターベルト、ストッキング、テディ、そして小さな靴の姿の僕。妻はまったく同じ服装に着替え始めた。それを見ながら、僕は、再び、興奮する自分を押さえ込まなければならなかった。それほど固く勃起していたし興奮していた。

妻は、僕と同じ服装に着替え、ヒールに足を滑り込ませ、ヒールのストラップを締めた後、僕を化粧室に連れて行き、鏡に背を向ける形で僕を座らせた。そして僕の顔にメイキャップを始めた。ファンデーション、明るい頬紅、眉毛のライン、マスカラ、アイシャドウ、明るいピンクの口紅、軽いパウダー。そのすべてを施された。それから彼女はクローゼットを開け、輝くブロンドのかつらを取り出し、優しく僕の頭に載せ、ブラシをかけて、目にかぶさる部分を払った。金色の髪の毛はゆったりと降りて、僕の乳首にかかっていた。その部分は、その時の僕の感情や、サテンのブラジャーの中で疼いている感覚からすれば、あえて乳房と呼んでも良いかもしれない。

「頭を振ってみて。どんな感じがするか、試してみて」

頭を振ってみた。長い髪の毛が刷毛のように肌を撫で、女性的な嬉しい感触を得た。

「どんな感じ?」 妻はにんまりと笑っていた。

「女になったような感じ、だと思う」 声が震えていた。

彼女は僕を反対向きにさせ、鏡に向かわせた。驚きに目を見張った。そこには、非常に魅力的なブロンド髪の美女が座っていて、驚いた表情で僕を見つめていたからである。

「さて、今度は、あなたがしなくてはいけないことがあるわ」 妻はそう言って僕を寝室に連れて行き、テレビとビデオにスイッチを入れた。

妻がさっき言及したビデオだった。ちょうどレスビアン・シーンから始るようにセットされていた。再生が始ると共に、彼女は寝室のドアを閉じた。ドアの裏には、その全面に鏡がつけてあり、それはベッドの上を映していた。妻は僕の方に向き直り、体を寄せてきて、僕の乳首を甘く噛んだり、吸ったりを始めた。シルクのように滑らかな生地の上からだったが、僕は膝ががくがくするほどその快感に痺れた。

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