ブリイは流れるように僕のところに近づき、僕の体を押して、ベッドに座らせた。両ひざで僕の腰を挟むようにして僕の上にまたがる。
彼女が興奮しているのが、漂ってくる匂いで分かった。かすかな香りで、彼女がいつもつけているシャネルの香水でほとんど分からないかもしれないが、わずかにムッとする、焦らすような、そして誘惑するような香りだ。
彼女の知性を感じさせる細く長い指が、僕のシャツのボタンを外していき、裾をズボンの中から引っ張り出し、そして肩から脱がし背中へと押した。結果として、僕の両腕はシャツに縛られ、動けなくなった。
そのまま、彼女は僕をベッドに倒し、仰向けにした。そしてズボンのベルトを外し、ズボンを引きずり、降ろし始めた。僕は従順にお尻を上げ、それを受けて彼女はズボンを足首のあたりまで降ろしていく。ズボンは靴に引っかかったが、彼女は靴紐を解き、靴と靴下を一緒に脱がしたあと、ズボンも脱がし、床に放り投げた。
トランクスの前のところが恥ずかしいほどテントを張っていた。彼女がトランクスのボタンを外すと、途端に僕の勃起が跳ねるようにして中から飛び出した。これまでの人生で、こんなに固く勃起したことがあっただろうか。
ブリイを相手にしても、これは、まったく新しいレベルの官能性だった。彼女は前から、匂い立つようなセクシーさを漂わせた女性だったが、今の彼女は、ピンク色の文字で「ファック・ミー」と照らすネオンサインのような女性に変身していた。
ブリイは顔を僕の股間に寄せ、淫らな赤い唇を舌なめずりした後、僕の分身を口に含み始める。彼女の口の中はまるでマグマが充満した火山口のようで、飲み込まれた瞬間、その場で射精してしまいそうになった。彼女の唇は僕の分身の先端から根本へとみるみる移動していき、やがて、頭部が彼女の喉奥に突き当たるのを感じた。一瞬だけ顔を引く動きがあり、彼女が、飲み込みなおすのを感じた。実際、その動きにより、僕のペニスは彼女の喉門をすぎ、さらに奥まで入ったようだ。彼女の唇は大きく広がり、今はペニスの根元を捕らえている。可愛い鼻先が、僕の下腹部に埋まっている!