カレンが仕事を終え、家に戻ってくるのを待った。彼女が帰ってきた時、僕は着替えすらさせなかった。上着の襟をつかみ、ぐいっと彼女の顔を引き寄せ、その口に舌を突き入れた。
カレンは、訳が分からない様子で、びっくりして僕を見た。そんな彼女を責めることはできない。僕自身、この何か月か、とてもそっけなく振る舞ってきていたから。
「えーっと、アンバー? どういうこと?」
「ごめん。僕はずっと君を無視してきたと思う……」と僕は謝り始めた。でも、すぐに彼女は僕の言葉を遮った。
「いいえ、それはいいの。妊娠すると、どういうことが起こるか、分かってるから」
「それでなんだけど、今はそういう時期が過ぎたと思う。で、それが過ぎると同時に、すごくエッチな気分になっているんだよ。だから、どうしても頼みたいことなんだけど……。オプションその1は、これを使ってくれること」 僕は、そう言って、封を切った、少しだけ使用済みになってるディルドを片手に握って出して見せた。
「これを使ってふたりでちょっと楽しいことができると思う。で、オプションその2は、これを飲んでくれること」
そう言って、キーを置くところに置いておいたWイェックスのシリンダを握った。「……そして、近くにあるテーブルに僕をうつ伏せに押し倒して、僕を犯してくれること。僕が君をカンカンに怒らせてしまったかのように、めちゃくちゃに犯してくれるといいんだけど……」
カレンは、ちょっとだけシリンダを見つめていた。その後、やにわに僕の手から奪い取り、「ああ、ありがとう!」と叫んだ。そして、巧みな手つきで包装からWイェックスを取り出した。そして、片手で着ていた医療用のガウンをたくし上げ、あごのところで押さえて胸と胴体を露わにし、もう片手で、ズボンとパンティの腰ゴムのところを引き下げて、下腹部の肌も露出し、リビングルームにいるというのに、まさにその場でWイェックスを注入した。
注入し終わったシリンダをカウンタに置いた後、カレンは急いで上着を脱ぎ、ズボンと下着を足首まで降ろし、脱ぎ捨てた。僕は彼女の股間のアレが成長してくるところは見たくなかったので、後ろのカウンターの方を向き、ドレスの裾を腰まで手繰り上げ、足を大きく開いて、カウンターに覆いかぶさった。この時を予想してパンティは履いていなかったから、カレンには僕のツルツル肌のアソコが丸見えになっているはず。すでにびちゃびちゃに濡れていて、準備が整っていた。実際、あそこから体液が溢れ出て、脚を伝って流れるのを感じる。
「ヘーイ、相棒! お前に会いたかったぜ」
彼女がそう言うのが聞こえ、僕は肩越しに振り返ってカレンを見た。カレンは自分のペニスをしごきながら、それに話しかけていたのだった。思わず笑いだしそうになるのをこらえ、その代わりに、彼女のためにちょっとエッチなダンスをして見せることにした。
カウンターに覆いかぶさったまま、背中を反らし、太ももを前に後ろに動かし始めた。こうすると、お尻の左右の頬肉が閉じたり開いたりを繰り返し、あそこの口がパクパクするのが見えるはず。こんなことができるのをカレンに見せるのは恥ずかしすぎて、これまではできなかったし、うまくできるか分からず、誰かにして見せる気にはならなかったけれど、この時は、死ぬほどエッチな気分になっていたので、カレンが、ピエロの格好になった僕とエッチしたいと言っても、喜んでそれに応じただろうと思う。
「おお、おおっ、わーお」 と彼女は魅了されたような声を出した。「それ……すごくセクシーだよ、アンバー」
僕は動きを変え、今度は、腰を振り始めた。お尻の肉をプルプルと振動している。同時に、ドレスを押さえていた首の後ろの結び目を解いた。背を伸ばして直立すると、ドレスがスルスルと身体を伝って床に脱げ落ちた。
カレンを誘惑できるかもしれないと期待して、下着はナシでいた。当然、ブラもしていない。靴を除いて、すっかり裸の姿になり、カレンの方へと身体を近づけた。お尻をゆっくり回転させながら、彼女の固く勃起したペニスへと擦りつけていく。カレンはもう自制できなくなったようだ。執拗に僕の背中を押して、僕を前かがみにさせてくる。幸い、カウンターからそんなに離れていなかったので、カウンターの端を掴んで体を支えることができた。