カレンは、僕の腰の左右をぎゅっうと握り押さえながら、挿入を待ち望んでいた僕のアソコに一気に根元まで入れてきた。滑るように滑らかに入ってくる。
「ああ、いい……」
僕は無意識的にアソコで彼女の長く太い肉棒を締め付けていたようで、彼女はその感覚を堪能するかのように、太い声で唸った。
一方の僕は、自然と、女性的で泣きそうな声になっていた。「ううっ、やって! お願い、動いて。動いてください。あなたのおちんちんが欲しいの」
ただ入れられたままで、動かないでいられると、気が変になりそうだった。かゆいところがあるのに、そこを掻かれずに、ただ触れられてるだけのようなむずがゆさ。
僕の妻はなんて素晴らしいのだろう。僕の求めに応じて、ゆっくりと腰を引き始め、あの丸太のような太いペニスがほとんど抜け出そうなところまで出したところで、ほとんど僕を突き倒すほどの力強さで一気に根元まで突き入れてきてくれた。カレンのペニスを何日も恋焦がれ続けてきた後だけに、安堵感が下腹部を満たし始めるのを感じ、思わず嬉し涙が溢れ出そうになった。「カレン、そう、その感じ。強くやっていいんだよ。ヤッテ、ヤッテ、もっと犯して!」
カレンはベストを尽くして僕の求めに応じてくれた。彼女の股間が僕のクッションのような尻肉とぶつかり、平手打ちするような音。この音は僕には素晴らしい交響曲にしか聞こえない。でも、すぐに彼女は体をこわばらせ、僕の中に子種液を発射してしまった。早すぎる。射精を受けて僕自身、オーガズムに突入できたし、カレンと一緒に絶頂を味わうことができたけれども、これだけじゃ物足りなかった。どうしても、もっとしてほしい。
カレンは息を荒げながら、体を引いた。それに合わせて僕の奥まった部分から彼女の長く太いモノが滑り出ていくのを感じた。
「ふうー、あたし、ずっとこれを……」
彼女は途中まで言いかけて、黙ってしまった。僕が前に手を伸ばして、ディルドを掴み、それを自分で、当たり前のように平然と根元まで突っ込んだから。それに押されて、彼女が僕の中に出していた精液が隙間からほとばしり、あたり一面に飛び散った。僕は、そんなことはお構いなしに、その青いシリコン製のおもちゃで狂ったように自分を犯し続けた。目にもとまらぬスピードで出し入れを続けた。
そんな僕を見て、カレンは何か言っていたのかもしれないけど、たとえ何か言っていたにしても、僕の唸り声の方がはるかに大きかった。室温の温かさのディルドは、妻の熱い肉棒には全然比べ物にならなかったし、自分で出し入れしなければならないのは、彼女に力強くえぐられることに比べて、色あせたことにしか感じられなかったけれど、どうしても欲求が収まらないときには、仕方なかった。
ディルドを使って、何とかもう一度だけ達した後、ディルドを突き刺したまま、カレンの方に向き直った。彼女はショックを受けたのか、唖然とした顔でそこに立っていた。ズボンとパンティを足首に絡ませ、医療従事者用のトップをたくし上げたまま、僕が飛ばしたスペルマで体の前を汚してる。濡れた半立ちのペニスは下を向き、その先端から残っていた白濁がとろりと床に糸を引いていた。