サンプルの動画を一緒に見ようと、ヘザーはライアンをカウチに座らせ、自分も彼の隣に密着して座った。これほど自然なことはないと思わせるような身のこなしだった。ライアンはヘザーが密着してることにすぐに気づいたが、その懸念を拭い去った。多分、動画を見る人たちはみんな、こういうふうにして見るものなのだろうと。
動画はすべて似たような筋立てだった。ヘザーはお色気むんむんの人妻で、寝取られの夫の前でセックスされる。相手は例外なく黒人男性で、偽ペニスに違いない性器を誇らしげに見せていた。どれも本物にしては大きすぎるの。それにしても動画の中のヘザーは、本当に可愛らしい淫乱のようで、しきりとヤッテヤッテとねだってる。ズボンの中、ペニスがビクンビクンと跳ね始め、ライアンは居心地の悪さを感じた。
ふと目を落とすと、ヘザーの脚の間、パンティが露出していた。やっぱり下着は履いていたんだと納得したものの、彼女がその股間のところに手を添えて、無意識的に擦っているではないか。動画がヘザーの心理にも影響を与えているのは明白だった。
チラチラ見ていると、その手を下着の中に滑り込ませ、じかに陰部を擦り始めた。思わずそのセクシーな光景に目を奪われてしまう。するとヘザーはにっこり微笑みながら彼に囁いた。「あなたもおちんちんを出して同じことをしたらいいんじゃない? だって、居心地悪いのを我慢するなんて意味がないもの」
ライアンはチャックを降ろし、中から痛いほど固くなったペニスを引っ張り出した。ヘザーも腰を持ち上げ、パンティを引っ張り、足先を通して脱ぎ捨てた。ふたりとも、互いの体とモニターの画面の両方に視線を行ったり来たりさせた。ライアンは、ライブと画面の両方で展開するこの刺激的な見世物を喜んだ。
突然、ヘザーがライアンの方に頭を下げ、その勃起を口に含み、ライアンは身体をこわばらせた。やめさせるべきだとは思った。自分は既婚なのだ。しかも妻はヘザーにいささかも劣らぬ美しさの、いやそれ以上に愛らしいジェスなのだ。だが、彼は抵抗するにはあまりにも興奮しすぎていた。
ライアンはカウチの背もたれに寄りかかり、目を閉じた。同時にヘザーの陰部へと手を伸ばし、情熱的にそのセクシーな割れ目を擦り始めた。正直、彼女がパンティを脱ぎ去ったときから、こうしたいと思っていたのである。