ミアは、この人は本当に娘のジェスなのかといった顔で彼女を見つめ、その後、再び画面に目を戻した。ビデオの中の黒人男性はネイトと言うらしい。その男性がズボンを脱ぎ、ミアは見たことがない巨大なペニスを露わにした。ミアは、これは本物なのと確かめるように、再びジェスに視線を向けた。ジェスはいたずらっぽくニヤリと笑い、うんうんと頷いて見せた。
画面の中、ライアンがスタジオ内に呼び出され、服を脱ぐよう命じられた。義理の息子のペニスを見るなど思っていなかったミアだったが、画面の中、彼のペニスも露わになり、しかも固くなっていることに気づいた。ライアンのそれは夫のヘンリーのとほぼ同じ大きさだったが、ネイトのそれと比べると、ふたりとも子供のおちんちんのようにしか見えなかった。この男性のペニス、本当に巨大だわ、とミアは思った。でも、こんな大きなモノ、ジェスが小さな体が受け入れられるなんてありえない、とも。
だが、ミアは、この馬並みの男根を我が娘がゆっくりとではあるが確実に飲み込んでいくのを見ることになるのだった。思わず画面に見入ってしまうミアだった。我が娘が辛そうに絶叫し、泣きぬれているにもかかわらず、ネイトは決してひるむことなく力強く、確実に、震えるジェスの体内に蠢く黒い怪物を押し込んでいく。しかも、ライアンは、自分の妻が犯されていくところを見ながら興奮して小さなペニスを夢中になってしごいている。ミアは自分の目が信じられなかった。
ビデオに写っている若い女性が自分の娘であるにもかかわらず、ミアは、自分の大切な部分が疼き、湿り始めているのに気づいていた。画面の中、ジェスがネイトの男根によがり悶え、叫び、そして激しく絶頂に達したのを見た時、ミアも無意識的に腰をくねらせ、ソファのクッションで自分自身のバギナに刺激を与えているのだった。さらには、そこの部分に手を近づけている。
そんな母親の姿をジェスは見逃さなかった。娘であるあたしが生まれて初めて、本当の意味でのセックスを経験してる姿をじっと見つめているママ。はたから見てても、ママがこれを見て興奮してるのが分かる。
「ママったら、あたしのビデオを見て興奮してる!」
ミアはあまりにビデオに夢中になっていて、娘の前だというのに無意識的に自分の大切な部分を擦っていたのに気づかなかった。
「あ、あたしったら……ごめんなさい。ひどい母親って思ったでしょうね」
「でも、あたしもすごく興奮してるもの」
ジェスはそう言い、立ち上がって下着ごとショートパンツを脱ぎ、座りなおして股間をいじり始めた。陰部を擦り、狭い割れ目に沿って指を上下に這わせ、勃起してる小さなクリトリスを愛撫する。その様を見つめるミア。
「ママもやってよ。恥ずかしがらないで。自分でするんだからいいでしょ? ずっと気持ちよくなれるわよ」
ミアはためらった。これは一線を越えている。1時間前の自分だったら考えもしなかった行為。そうは分かっていたミアだったが、体が勝手に動いていた。ゆっくりと立ち上がり、ショートパンツのボタンを外していく。ジェスが訳知り顔でニヤニヤしてるのを見て、ミアは顔を真っ赤にした。でも、やがて、彼女も自分の娘と同じ姿勢で、股間を露わにし、加熱した女の部分を擦り始めたのだった。