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Sissy Secretary 5 「シシー秘書(5)」 

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Sissy Secretary 5 「シシー秘書5」

「髪の量をちょっと減らしたのは正解だったわね」とビアンカが言った。「前のは、何と言うか、大きすぎだったもの。今度のつけ毛の方がもっと自然に見える」

オフィスでは「ナオミ」という名前を使うことにしたライフは、ビアンカに居心地悪そうに作り笑いをした。今は、生まれて初めて公の場でスカートを履いている。本当の女性用のスカートである。彼はこの偽装が皆にバレるだろうと確信していた。だが、実際は、そんなに心配する必要はなかった。何だかんだ言っても、職場の秘書たちは全員、彼のことを知っているわけだから。メイクをしてヘアを変え、女性の身支度に身を包んでいても、周りの者にとっては、彼は依然としてライフなのである。

「ええ」と彼はジャケットをもじもじいじりながらつぶやいた。居心地が悪いというだけでは、とても言い足りないと感じていた。誰もが自分を見つめていると感じているばかりか、オフィスでのおしゃべりは全部、自分のことを話題にしているだろうと思っていた。誰かが笑い声をあげるといつも、間違いなく、自分のことをバカにするジョークを言った人がいたんだなと思った。

しかし、このような心理的な居心地の悪さに加えて、身体的な居心地の悪さが追い打ちをかける。例えば、ビアンカに無理やりソングパンティを履かされているわけだけど、これを着ていると、絶えず誰かにお尻を突かれているような気がしてしまう。この感覚、いじめにあっていた過去から分かる通り、彼にとっては非常に馴染みのある不快感だった。加えて、偽乳房を押さえているブラジャーが肩に食い込んで痛い。いや、それよりも辛いのは、この靴。足が痛くて痛くて。それに髪も……ああ、いつも間の悪い時に限って、こういう痛みが襲ってきたり、髪の毛が垂れてきたりで、仕事の邪魔をする。

「こんなこと毎日、君たちいったいどうやっていたの?」とライフは憤慨した。「この格好でここに来て、たった1時間だけど、すでに一生分の不快感を味わってる感じだよ」

「あなたも慣れるわよ。できるだけ素敵に見えるためには、これも仕方ないの。そういう規則になってるから」

「父もこのことを分かっていると良いけどね」

「それについて言えば、あなたはもう、勝手に3階に上がってお父様に話しかけることはできないってこと、知ってるわよね?」

「えっ? 何? 自分の父親なんだよ?」

「そう。その通り。それは分かってる。みんな知っているわ。でも、あなたは、その事実をみんなの顔に塗りつけることはできないの。そもそも、なんであなたにこういう姿になってもらっているかというと、みんながあなたは特別だと思わないようにするため。あなたのレベルの普通の秘書は社長に直接話しかけたりはしないものなの。そういうふうになってるの。だから、あなたも、そうすべきじゃない」

それは理屈が通っていた。加えて、父親に気軽に話しかけるなんて、ライフらしくないことだ。……いや、そもそも今はライフではなくナオミだが……。ともかく、父親と親密な関係を持つなんて……彼が自分自身をそういう人間と思っていない以上、そういうことに慣れることなどないだろう。ライフのこれまでの人生の大半の時間、彼の父親は不在だったと言ってよい。だから、たった2週間、会わないからといって、何の問題もないだろう。

「まあいいよ」とナオミは言った。「彼には話しかけない。ただ目立たないようにして、仕事をしていたいだけなんだから」

「その調子よ!」とビアンカは言った。「じゃあ、今度は、会社が提供する福利厚生について教えるわね……」


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[2021/04/28] シシー秘書 | トラックバック(-) | CM(0)

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