ジェスは、見るからにそわそわしてる母親に、落ち着いてリラックスしてと声をかけながら、スタジオに入った。「あのビデオを見て興奮したと思うけど、現場で見たら、頭が吹っ飛ぶかも。でも、ママ? 一緒に来てくれて本当にありがとう。ママが来てくれたことは、あたしにとって、すごく大きな意味を持ってるのよ」
ミアはスカートと花柄のトップの姿。スカートは短めで、健康的に日焼けした脚をセクシーに見せていたし、トップも丈が短く、セクシーなおへそが見え隠れしていた。ジェスの方はぴちぴちのパンツを履いていた。生肌にペンキを塗っただけと見間違えそうなほど肌に密着してて、可愛くセクシーなお尻のラインが美しく強調されている。トップも大きな胸を美味しそうに見せる効果的なデザインだ。端的に言って、ふたりとも、見惚れてしまうほどのセクシーさ。
ジェスがミアを連れて入ってくるのを見て、ネイトは口笛を吹いた。「ワーオ!」とふたりの美を堪能するように頭からつま先まで眺めた。「ジェス、君はお母さまが美人だと言ってたが、お姉さんについては何も言ってなかったじゃないか」
ネイトのお世辞にミアは頬を赤らめた。
「ダディったら、あたしのママだと知ってるくせに」とジェスは頭を横に振りながらからかった。ミアは、ネイトがジェスに自分をダディと呼ばせたがっていることはジェスから聞いていたが、それでも、娘が本当にそう言うのを聞き、少し驚いてしまった。
ネイトは両腕を広げ、ジェスを抱いた。彼の両手は彼女の見事な尻頬を掴み、同時に口ではねっとりとディープキスをする。その後、今度はミアにハグをした。普通のハグよりも力が入ったハグで、ミアは、乳房が彼の逞しい胸の筋肉に押しつぶされるのを感じた。
ハグを解いた後、ネイトがミアに言った。「撮影は、ライアンが来るのを待ってから、始めます」
それを聞いて、ミアは厳しい顔でジェスを睨み付け、逆にジェスは母親にすまなそうな顔を見せた。義理の息子も来るとは知らなかったミアは、気まずいことになりそうと思った。
「大丈夫よ、ママ。そこのカウチに座って、落ち着くといいわ」とジェスは促し、ミアは示されたカウチに腰を降ろした。
少し経ち、ライアンがにこにこしながら入ってきたのを見てミアは顔を赤らめた。ライアンは、ビデオに出ていた女性と手をつないでいた。ライアンとその女性は、ミアを挟む形で、彼女の両脇に座った。ちょうどその時、大きな体格の黒人男性がふたり、部屋に入ってきた。ふたりともとてもいかめしい顔つきをしているけどハンサムな人たちだとミアは思った。
ネイトがそのふたりに改めて説明した。「ストーリーについて、もう一度、確認しておくぞ。このビデオは頑固な白人人妻についてのビデオだ。その人妻は自分の立場をわきまえていない。だから君たち黒人男の身体でもって、みっちりとしつけてやる必要がある。そういう設定だ。いいな?」
大まかな設定を聞いて、ミアはアソコが少し疼くのを感じた。横目でライアンを見ると、ズボンの上から無意識的に股間を擦っていた。そこにふたりの男優が近づいてきて、ジェス、ミア、そしてライアンに紹介された。リンクとデニスという名前だった。ヘザーは、またふたりに会えてうれしいと言った。
ひと通り挨拶が終わり、準備のための時間が設けられるかと思ったが、まったく違った。リンクとデニスが、いきなりジェスの腕を引っ張り、彼女の服を脱がし始めたからである。男たちの突然の行為にジェスは驚き、悲鳴を上げ、実際、男たちに抵抗もした。だが、かえって、ジェスが抵抗したことでこのシーンはより迫真性が増した。リンクとデニスは似たような撮影の経験があったのだろう。ネイトがカメラを回し、ミア、ライアンそしてヘザーが見守る中、ふたりの男優は早くも登場人物のキャラクターになりきってジェスに乱暴な言葉を使っていた。
「おら、おら、白人メス犬!」とデニスは、ジェスのタイトなパンツを脱がし、長くセクシーな両脚を剥き出す。「白人野郎の妻なんて女には、自分が階級上どの位置にいるかをちゃんと教え込んでやらないとな」とリンクは言い、ジェスのレースのトップを引き裂き、涎れが出そうな乳房を露わにした。
「どうやら、この淫乱白人女に行儀を教え込むには黒ちんぽが必要みたいだな」 デニスはそう言うなり、ジェスの身体を抱え、ベッドに仰向けに放り投げた。彼女の両脚は淫らに広がっている。
ミアは、自分の愛娘がこんなに乱暴に扱われたことに唖然とした。だが、同時に、期待で女の部分が湿り気を帯び、疼き始めていることも感じていた。横を見て、ミアは驚いた。ライアンがズボンの中から勃起したペニスを出し、乱暴される妻を見ながら自慰をしているではないか。何て恥知らずな人なの! でも、反対側の隣を見てさらに驚く。ビデオに出ていた、このヘザーという人、この人までアソコを出して、擦ってる。この人、そもそもパンティを履いていないわ。きっと、すぐに脱ぐことにならと予想してたんだわ、この人……