すると、クリスタルはいきなり脚を2回、パタパタと大きく開いては閉じる動きをして見せた。彼女は僕をからかっている。そして僕はというと、それにうっとりとなってしまった。口があんぐり開いたまま閉まらない。クリスタルはどっと笑い出した。
「アハハ! あなたたち男の人って、すごく面白いわ。女の子がちょっとパンティを見せてあげただけで、こなごなになっちゃって!」
彼女は、もう一度、脚を広げて見せた。はっきり確認。彼女のパンティは真っ白・・・マイクロ・ミニ・スカートの中、はっきりと見えた。ま、彼女がすぐに両膝を閉じてしまうまでの瞬間での確認だったけど。
「わーお」
僕は、他に言う言葉が思いつかなかった。仕方なく、同じ言葉を繰り返す。
「わーお」
クリスタルは、くすくす笑った。
「オーケー! それじゃ、覚悟して! もっと派手に秘密のベールをはいでいくことにするから!」
クリスタルは、そう言って、両膝を5、6センチくらいずつ徐々に広げ始めた。僕は片膝を床に付いた。もちろん、覗き込む姿勢。
「どんな感じ?」 とクリスタル。
「ああ、うーんと、すごく良いよ・・・・でも、あんまりよく見えないんだ・・・」
僕は言葉尻を濁した。
「ちょっと照明を調節したほうが良いかな・・・」
僕は照明スタンドを手にし、位置を整えなおした。テーブルの前、床から6センチくらいのところ。ライトは彼女のスカートの中を直接照らすようにした。僕がテーブルの下、床に這いつくばる姿勢になると、クリスタルは、困惑しつつも、そのまま座っていた。相変わらず、5、6センチくらいずつ、ゆっくりと膝を開き続けている。
その時だった。ボブが帰ってきたのである。左右の手にワイン・ボトルをぶら下げて、部屋に入ってきた。ボブは、目にした光景にショックを受けているのは明らかだった。