Proud 「自慢」
「あなたのこと、とても自慢に思うわ」
「何? どうして?」
「だって……あなたは、自分のアレがどんだけ大きいかって、すごく自慢にしていたでしょ? あたし、覚えているもの。あなたは、アイデンティティのすべてをアレを中心に組み立てていた」
「なに言ってるの? そんなことしてなかったよ。ていうか、アレは気に入っていたけど、でも……」
「それに加えて、あなたがどれだけ男の中の男だったかも忘れないようにしておきましょうね。あなたは、まるで自分が万物への女神からの贈り物であるかのように、いつも堂々と威張って歩いていた。何時間もジムですごしていた。でも、何のために? 他の男が重いウェイトを持ち上げれば、それよりも重いウェイトを持ち上げて、他の男たちを圧倒する。そういうことを際限なくやり返して見せるため? げげっ! だから、あなたがそういうことを全部やめて、政府が命じた変化を受け入れてくれて、あたし、とても嬉しいの」
「あ…うう……なんて言っていいか分からない」
「何も言う必要はないわ。ただ、可愛らしい容姿でいればいいの。簡単でしょ? これこそ、以前より啓蒙が進んだ、この新しい世界で生きていて良かったことだもの。有害な男らしさなんか、もうない。おちんちんをぶらぶら揺らす人なんて、もういない。自然な立場に落ち着いた男たちだけ」
「ああ、オーケー……でも、服を着てもいい? 少なくとも、それだけは」
「規則のことは知ってるでしょ? 気温は20度を超えてるから、あなたは衣類を必要としないということ。明るい側面に目を向けて。あなたは隠さなくちゃいけないものなんて何もないってみたいなことなの。それに、大半の男たちも服を着ずに暮らしているわ。あたしたち女が何度も目にしてきたわけじゃないような代物なら別だけど、あなたのはそんなものじゃないんだから」
「確かに。多分。ただ、ちょっと考えてしまって……」
「まさにそれがあなたの問題。男は考え事をするべきじゃないの」
「あ、ああ……。君の言うとおりだね。もう、そういうことは……しないように頑張るよ」
「それでこそいい男。男はそうでなくっちゃ」
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