Sabbatical 「サバティカル」
「これって、僕がサバティカルを取りたいといった時に思っていたこととは全然違うんだが」
「え、そうなの? この2か月ほど、ずいぶんくつろいでいたように思っていたけど? ヌーディストのことが気になってるの? あなた、いつもちょっと恥ずかしがり屋っぽく見えていたから」
「それじゃないけど……いや、確かにそれもあるけど。でも、問題は、この変化なんだと分かってほしいよ。というか、今の僕は、どう見ても、女性にしか見えない」
「ここにいる他の男性もみんな同じでしょ? それこそ、このリゾート地の重要な点じゃないの?」
「今は、それは分かっているよ。でも、ここに来る前に、そのことを知っていたら……」
「その場合でも、ここに来たでしょうね。だって、あたしが望んだことだから。それに、自分の姿をよく見てみて? あなた、今までなかったくらい、くつろいでいるように見えるわよ。それに、あなたも楽しんでいないみたいな振る舞いをするのはやめない? そんなわけないって、あなたもあたしも分かってることでしょ?」
「僕はただ、この気持ち悪い状況でも、最大限に良いことを得ようとしてるだけだよ。それだけ」
「そうでしょう、そうでしょう。同じことを今夜も言ってくれる? あたしがストラップオンをつけてあなたの後ろの位置についた時に言ってくれる? 昨日の夜、あなたが言ったことは何だっけ? あたしに、してほしいって言ってたわよね?……ふしだらな女だと思って犯してって。違う?」
「ああ……でも、それは……」
「恥に思うことはないのよ。あたしは、あなたが今はこういう風になっているのをすごく喜んでいるんだから」
「でも、これが終わって地元に戻った後はどうなる? この変化は元に戻せないのか?」
「元に戻したいの? あたしが理解している範囲で言えば、あなたにはどちらの道もあるわ。元に戻るとしたら、そうでない場合よりちょっとおカネがかかるけど……まあ、本当に戻したいのなら、だけど。……ともあれ、元に戻すことができるのは確か。で、それを本当に望んでいるの?」
「ちょ、ちょっと……よく分からない……」
「まあ、ここを離れるまであとひと月はあるわ。それまでに考えれば」
「あ、ああ。君の言うとおりだね。きっと全部、良い結果になるよね」
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