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妻の情事(2) 


「ああん、今夜のあなた、すごく激しくて、すごく固くなってるのね」

クリスティナは、咎めるような口調で言った。それに、どことなく勝ち誇った調子もこもっている。というのも、妻は、僕が何に興奮しているのか明らかに知っていて、それを口に出さずに明らかにしていたからだった。うまく僕を操れていることを誇らしげに思っているようだった。

「固いのは好きじゃないのか?」

「私が大きくて固いおちんちんが好きなのは知ってるくせに・・・何本でも・・・」

「・・・何本も!?」

妻は、肯定するような、よがり声をあげて応えたが、僕はすでに止めることができなくなっていた。

「・・・あいつのチンポはどれくらい大きかったんだ?」

「あああ、いや、もうその話は・・・」

「いいから、どのくらい大きかったか言えよ」

僕は、クリスティナが折れるまで、しつこく問い続けた。普通なら、クリスティナは、僕の気持ちを察して、安心させるような嘘をついただろう。だが、この時の彼女は、僕と同じく、この新しいゲームの意味を理解していたようだった。

依然として、はぐらかして、答えようとしない妻に対し、僕はさらに激しく打ち込みを続けた。それにクリスティナの方も、僕に強くしがみつき、僕の腰を包み込むように両脚を絡め、抱き寄せ、激しく動く僕の尻に両手の爪を立てて、引き寄せた。

「激しくやってよ、できないの? もっと、もっと強く、やってみせてよ!」

妻は、リチャードがどれだけ大きかったかという僕の問いを無視したまま、ただ、何度も繰り返しそう言い続けていた。挑戦的に、僕の心を逆なでするような口調で繰り返し喘いでいる。

「あいつのはどれだけ大きかったんだ? ええ?」

もう一度、訊くと、とうとうクリスティナは答えた。

「・・・あなたのよりちょっと大きかったかしら・・・」

そして、後から思い出したように、付け加えた。「・・・でも大きさは関係ないの」

でも、その付け加えられた言葉こそ、僕にとっては関係ないことだった。リチャードのが自分のより大きかった。ただそれだけがきっかけで、僕のペニスは爆発した。

あまりに多量に、あまりに強力な噴出力で撃ち出したので、クリスティナの肉筒の中、自分が出したザーメンが跳ね返り、亀頭に打ち返ってくるのを感じたほどだった。引き抜いた後、続けて自分の手でしごき、熱い精液を妻の白い体に撃ち、何筋か白い紐を描き、真っ白い下腹部から濃い色に変わった陰部へと滝のように流させた。

クリスティナは、体を起こし、僕の股間にすがりつき、片手で睾丸を握り、もう片手で肉茎をしごいた。最後の一発が上へ噴き出し、彼女の顎に当たった。

続く二週間ほど、僕たちの会話は、たびたび、妻の浮気の話しになった。僕は、クリスティナの浮気に関るすべてのことについて、品性の低い妄想にとり憑かれ、この件に関する感情は大きな軌道を描いてぐるぐる旋回するようになってしまった。これは婉曲的な言い方で、端的に言えば、僕は、文字通り、ときどき怒り狂ってしまったのである。嫉妬に狂った僕は、寝室のベッドを交換し、リチャードと妻が寝ていた元のベッドを庭に引きずり出し、すべてのシーツ類と一緒に火をつけ、大きな焚き火をしたのだった。それに、後から分かったことだが、あいつがクリスティナを後ろから犯した時に使ったソファも一緒に火にくべた。

[2007/01/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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