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アンソニー・ブラウン:甘い香りのする男(3) 

部屋から出て行くとき、ブレンダは実に心のこもったキスをしてくれた。

「びっくりプレゼント、ありがとう。今度は私があなたを驚かす番。30分したら戻ってきて」

部屋から出ながら、僕は、あの美しいけど、ずっと慎ましくしてきた彼女が、あの服を着たら、どんな風に変身するか、それを想像しようとした。だが、イメージを浮かべようとしても、非常に難しかった。ブレンダは、これまでずっと、服装に関しても、振る舞いに関しても、非常に保守的だったから。僕はホテルの中をぶらぶら歩きながら、今夜はどういう風になるだろうと考え、想像し続けた。だが、いろんなことを考えているうち、僕のペニスは反応してしまい、外から見ても状態がはっきり分かってしまうほどになってしまった。僕は、ズボンのポケットに手を入れ、位置の調節を行った。調節しないと、どうもいけない。

きっかり30分後、僕は部屋に戻った。先にブレンダが、僕の用意したびっくりプレゼントをしきりに見たがっていたが、それと同じくらい、僕もブレンダのびっくりプレゼントが見たくてたまらない気持ちになっていた。

ドアをノックした。ブレンダは、隙間程度にドアを開けた。

「トム? あなたなの?」

「そうだよ」

「目を閉じて。それから手を差し出して」

僕は言われた通りに目を閉じた。ブレンダがドアを大きく開いたのだろう、そよ風のように空気が流れるのを感じた。そして、彼女が僕の手を握るのを感じる。香水の香りがして、体中の血管で血が駆け回るのを感じた。ブレンダは僕の手を引いて、部屋の中に入れ、部屋の隅にある椅子に腰を降ろさせた。

「いいわよ。目を開けて!」

信じられないような光景が僕を出迎えてくれた。本当に、これは自分の妻なのかどうか、確かめるため、改めてじっくり見直さなければならないほどだった。全身、純白の衣装。だが、真っ白だからと言って、純粋無垢といった概念は、この服装とはまったく関係がない。彼女の姿を床から上へと紹介していこう。死んだ男でも勃起してしまうこと、請け合いだ。

足は、ヒール高13センチの白いハイヒール・パンプス(参考)。長い脚は、非常に薄地の白いストッキングに包まれている。スカートはラッフルド・スカート(参考)で、とても丈が短く、レースのような感じだ。スカートの裾の陰、ストッキングの付け根が垣間見える。このミニ・スカートのため、身長165センチのブレンダが、少し背が高くなった感じに見える。彼女の56センチのウエストには、幅5センチの白いベルト。その上方、白レースのビスチェ(参考)の下に、おへそと平らなお腹の一部が顔を出している。ビスチェの上半分は、必死になって、ブレンダの89センチDカップの胸を包み、押さえ込んでいた。驚くほど張りがある、あの弾頭のような形をした乳房が、左右から押さえつけられて、深い谷間を作っている。その谷間は、どんな男に対しても、その視線を引き付ける強力な磁石になるだろう。そのビスチェの上に、スカートとマッチした小さなジャケットを羽織っていた。前のボタンはすべて外したまま。この衣装を完璧にするため、両手には白いレースの手袋をはめ、小さな白いハンドバッグを持っていた。

[2007/01/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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