クリスティナは、汚らわしいものを見る目つきで僕のペニスに目を落とした。
「でも、これって、とても男性のペニスって感じの大きさじゃないわね。どこをどう見ても。大きさは別としても、形が良いおちんちんってあるもの。そんなに大きくなくても、形が良くて、いつまでも触っていたり見つめていたりしたくなるもの、そういうのってあるわよ。リチャードのも、そういう形をしてたわ・・・」
「・・・リチャードは、私に口に入れろって言ったこと一度もなかったの。だけど、彼のを見てると、どうしてもお口に入れたくなってしまったのよね。他のところに入れられても、もちろん、ものすごく気持ちいいんだけど、それと同じくらい、お口に入れて、吸ってあげるのが気持ちよくてたまらなくなるのよ。本物の男性の持ち物っていうのは、そういう魅力があるものだと思うわ。あんまり気持ちが良いので、リチャードがいきそうになっても、口の中から抜いて欲しくなくて、何度も口に出してもらったわ・・・
「・・・あそこに入れられた時も同じ。どうしても抜いて欲しくなくて、中出ししてって何度もおねだりしたの。だけど、リチャードは外に出すって言い張って、中に出してもらえないときがあったわよ。ときどきだけど。・・・彼、私を妊娠させることにはあまり興味がなかったから・・・
「・・・でも、中出しするかどうかは、どこに入れてもらっているかで変わるのは当然よね。お口の場合は、妊娠する危険性がないから、リチャードも気がねなく出せたみたい。思いっきり出してもらったわ。私、嬉しくて・・・もっと言えば、私の方も、一種の避妊方法として、彼が出すのを飲むのを普通にしていたから・・・私主導でやっていたと言うことね・・・ところで、こういう話し聞いて、あなた、楽しんでる?」
突っ立ったまま自慰を続ける僕の周りを歩きながら、妻が訊いた。僕は、頷いた。するとクリスティナは、突然、僕の尻を平手で強く叩いた。ピシャリと音が響いた。
「もっと、しごく速さを落としなさいよ。まだ、あなたに射精を許すかどうか、まだ決めていないんだから。・・・他に男が誰もいなかったら、仕方ないから、あなたにセックスしてもらいたいって思うかも知れないけど。・・・ホント、ここに誰か男がいればいいのにに・・・あなた、私にやりたい? 私、固くて大きなおちんちんが大好きなの。あなたのは、って言うと、まあ、固くなっているのは確かだわね。どうしようかなあ・・・やってもらおうかしら?・・・」
そう言ってクリスティナは僕のペニスの先端を強く握った。
「・・・だけど、変態のあなたが、みじめな童貞男のように、突っ立ってオナニーしているのを見ていたいという気持ちもあるの。そうやってむなしく発射するのを私に見せて欲しいなあって。・・・どっちにしようか、ホントに迷うわ。もし、ここにリチャードがいてくれたら、全然、問題にならないのにね。そうでしょう? 彼だったら、一日に何回でもできちゃうから。一発出したら、終わり、なんてことないもの・・・
「なんにせよ、リチャードがいてくれたら、あなたは別にたいしたことしてくれなくてもいいわよ。私はリチャードに抱いてもらうから。あなたは私たちが愛し合うのを見ながら、突っ立ってオナニーしてればいいんじゃない? あなたのことだから、すぐに出しちゃうでしょ? 出した後は、寝室を出ていって。暇だったら、リチャードの靴でも磨いてくれたらいいわ。その間、私とリチャードは、延々とセックスをしているから・・・もう延々と・・・セックスばかりしているの。どっぷり、セックス三昧・・・あなた? どっちでもいいのよ。私とやる? それともオナニーしてる? どっちにせよ、私には・・・」
そこまでが僕の限界だった。クリスティナの体を乱暴に抱き上げ、文字通り、ベッドに放り投げた。その彼女の上に覆い被さり、赤毛の髪を鷲づかみにし、荒々しく口を奪い、同時に脚を大きく広げた。ペニスは、手を添えて導いたりする必要などなかった。簡単に彼女の中に滑り込んだ。クリスティナのその部分は、すっかり濡れきっていたからだ。そのこと自体、クリスティナがこのゲームを楽しんでいたことを示していた。
「このアバズレ女め!」
クリスティナは、笑顔を見せ、自ら股間を突き上げた。