テーブルの下はだんだん熱くなってきた。特に明るい照明が当てられているのでなおさらだった。クリスタルは、平泳ぎのかえる足のやり方で、脚をバタバタさせて、僕の方に風を送ろうとしてくれた。僕は、彼女のスカートの中を見るために頭を速く動かし、危うく首の筋肉を傷めそうになった。新しいフイルムを装着しようと手間取っていると、ボブが言うのが聞こえた。
「クリスタル? パンティを脱いだらどうだろう?」
僕は息を呑んだ。クリスタルはワイングラスを手に取り、また、ぐいっと飲んだ。
「仕切っているのはあなただから。それが望みなら・・・」 彼女は文を最後まで言わなかった。
僕は、不器用にカメラにフィルムを入れながらも、彼女の方にも視線を投げていた。クリスタルは、椅子から5センチくらい腰を浮かせ、両手をスカートの中に入れ、下着の左右の端に手をかけた。
彼女がそれを引き降ろし、脱ぎ去ろうとしたとき、僕は勇気を出して言った。
「いや、それはそのままにしておいて。つまり、足首のところに引っかかったままにしてくれ。その方が、下着がまったく見えないよりセクシーに見える」
「オーケー、ボス!」 クリスタルはそう言って、また椅子に腰を降ろした。白いパンティがふくらはぎから足首に向けて落ちかかったままになっている。彼女は再び足を広げた。その彼女の前に、僕は這って近づく。
パシャッ!
パシャッ!
「これはいいよ!」 自分の声がバカっぽく聞こえる。 「でも、鮮明度に欠けるなあ・・・えーっと、もう少し椅子の前の方に腰をずらしてくれないか?」
クリスタルは指示通りに腰をずらした。彼女の陰部が前よりはっきり見えてきた。
「いいよ、いいよ!」
パシャッ!
パシャッ!
「・・・うーん、でも何かが足りないなあ・・・」
パシャッ!
「そうだ、シャドウだ・・・」 僕は一旦撮影を止めた。「・・・分かった・・・メイクアップが必要なんだ」
「メイクアップ!」 クリスタルが叫んだ。まるでハリウッド映画の撮影現場にいる監督のようだ。
「メイクアップ!」 ボブも大きな声で返事した。そして僕にメイク用のパレットとブラシを持ってきた。