もう、凄い写真になっていた。僕は這いながらクリスタルの脚の間に入っていった。
「もうちょっと広げてくれるかな? ・・・そう、いいよ・・・」
それから手を伸ばして、ブラシを取り、彼女の陰唇に少しだけ色を塗った。クリスタルは、座ったまま、天井にぶつかりそうな勢いで体を跳ねらせた。
「それ、くすぐったいわ~」
言葉の最後の方を少しだらしなく伸ばす言い方。3人とも、すでにそれぞれの限界量を超えたワイン飲んでいた。だからと言って、この流れが止まることはない。
「あ、ごめん。・・・それじゃあ、このやり方を試させて」
そう言って、僕は、人差し指にメイクアップの赤色をつけ、その指をクリスタルのあそこに近づけた。陰唇に触れたとたん、クリスタルはぶるぶると震えた。どことなく、彼女が椅子の前の方に腰をずらしたように感じた。僕の指から受ける圧力を増やそうとしているようだった。僕は、その反応を合図と解釈し、大きな楕円を描くように色を塗り始めた。ラビアの上から下まで全体を円を描くようにして塗っていく。最上部のところで、少し立ち止まり、クリトリスを中心に小さな円を描き始めた。
「ちょっと、ここに色を足してるところなんだ」 もちろん、嘘だが。
クリスタルの方も、腰を突き出し圧力を加え続けているし、それは僕の指も同じだった。後ろにいるボブが、だんだん呼吸が荒くなっているのを感じた。クリスタルの呼吸も荒くなっている。そう言えば、僕自身の呼吸も荒くなっていた。
僕自身の感覚では、かなり短すぎる時間だったのだが、色を塗り始めてから、かなり長すぎる時間が経っていた。僕はいったん引き下がり、カメラを手にした。ボブはすっかり夢中になっているし、それはクリスタルも同じ。
パシャッ! パシャッ!
両膝をついた低姿勢になって、パシャッ!
素晴らしいショットになっている。照明も十分。メイクアップも十分。クリスタルのあそこが、もろに写ってる写真だ。スカートの中、両膝の向こう、顔を覗かせている。
パシャッ!
クリスタルは、また、ワインをくいっと飲んだ。
「これって、すごく、フェアじゃないわ。2人ともずるいわよ。私は脚を広げて、こんな風になって見せているのに、あなたたち2人とも服を着たままじゃない。私にも、何か見せてよ」
ボブが笑った。
「そうだな、マイク。フェアにならなくちゃ」