部屋に入った僕はブレンダに言った。
「どうして、この男をここに連れてきたんだ?」
「彼とできる限り2人っきりになれるところだからよ。あなた、おとなしくしているなら、ここにいて見ててもいいわ。でも、それができないなら、ここを出て行って。もし、アンソニーのおちんちんが、喧伝されているように大きいものだったら、多分、もう私には、あなたは必要なくなると思うから」
と、それだけだった。ブレンダは僕を捨てようとしている。だが、どうして妻は、アンソニーとセックスするにしても、どこか他の場所に行かなかったのだろう。ともかく、この展開全体に僕は吐き気を感じるほどむかついていた。とは言え、それでも僕はブレンダを愛している。少なくとも、彼女が何か危害を与えられるところは見たくなかった。このアンソニーという男が、何か腹を立て彼女に危害を加えそうになったら、僕が守ってあげられるかもしれないと思った。多分、実際には、アンソニーが暴力的になったら僕にできることはあまりないだろう。この男は非常に大きな体格をしており、強靭そうな筋肉の塊だった。
僕は、別の椅子に腰を降ろし、アンソニーが妻の熱気を高めていく様子を見続けた。悲しくて仕方がなかった。僕がしようとしていたことを、この男がしているのである。やがて、ブレンダが悩ましい声を出し始めた。
「ああん、お願い、私を奪って。思いっきり私を愛して、アンソニー」
アンソニーはブレンダの乳房を口で陵辱していたが、その言葉を聞いて顔をあげた。
「それは考えてあげてもいいけど、その前に、俺のために、ちょっとしたショーをして見せてくれなきゃダメだな」
ブレンダは、重そうなまぶたの眼差しでアンソニーを見た。
「私にストリップ・ショーをして欲しいの?」
「いや、それじゃない」
そう言いながらアンソニーはズボンのチャックを降ろした。そして、中から見たことがないような、極太のペニスを引っ張り出した。その時点では、長さは15センチほどだが、まだ完全には勃起していない。だが、何と言っても太さがすごく、缶ビールほどの太さなのだった。
ブレンダは、アンソニーのペニスをひと目見るなり、それに飛びついた。僕にはまったく信じられなかった。彼のに比べれば僕のは控えめではあるのだが、その僕のに対しても、いつも恥らって顔を背けてきたブレンダだったのである。
ブレンダは、マンモスのようなペニスの頭部から根元へとキスを始めた。このマンモス・ペニス、ブレンダのクリームのように滑らかな白肌と並んだ姿は、かなりの光景だった。怪物ペニスは、大破壊をもたらす場所を求めてやってきたインベーダーのようだった。
だが、ブレンダは少しもたじろぐ様子はなかった。猛り狂う凶暴そうな肉棒なのに、まるでそれによって命を与えられているかのように、愛しそうに両手で包み、キスをしている。さらには、その大きな頭部を口に頬張ろうとするのを見て、僕は驚きのあまり頭を左右に振るほかなかった。唇を最大限に広げて、頬張ろうとしている。やっとのことで5センチほどは入れられたようだったが、明らかに苦しそうにしていた。ブレンダは、あきらめて後退し、替わりに亀頭をくまなく舐める方に切り替え、その行為に落ち着いたようだ。あの小便を出すスリットの中まで舌で探っている。まるで何か宝物を探しているように。