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いとこの唇 (1) 

「いとこの唇」 A Cousin's Lips by M1ke Hunt

先の「写真家」の続編を出すって約束したのは知ってるけど、まだ、ちゃんと清書する時間がなかったんだ。タイプライターがいかれてね。いや、理由は何でも良いんだ、好きな理由を考えてくれ。今日の話は、さしあたりの間に合わせ。続編(「暗室」というタイトル)は土曜の夜に投稿しようと思っているよ。妻が僕のところから逃げたいと言い出すとか、そういったことが起きなければね。

ストーリーの前につける但し書きっていうのは、本当に退屈だよ。さらに悪いことに、それをつけると、スペースを食うし、ダウンロードする時間も無駄になる。

昔からの同じの、馬鹿みたいな但し書きをみんなで使い回しするのはやめて、誰か、何か新しい但し書きを書くべきだと思うよ。ねえ、例えば、こんな風な。

「もしあなたが右利きだったら、これを読みながらオナニーする時は、左手をお使いするよう、お願いします」とか

「あなたのガールフレンドに私のところへ電話するよう仕向けてください」とか。

おっと、また、書きすぎかも。

いいよ。分かったよ。おとなしくするよ。

「もしあなたが18歳以下なら、これを読むのをやめ、あなたのコンピュータを川へ投げ捨てなさい。コンピュータは悪魔の道具です。」

これでよしと。気分がずっと良くなった。

「いとこの唇」 MIKE HUNT

2年まえ、僕は大画面のテレビを買った。そして去年は、衛星放送用のパラボラ・アンテナ。そのため、僕の家は、当然のように、友達がたむろする場所になってしまった。先週の金曜の夜はシカゴ・ブルズの試合があったので、友達4人が家に来た。で、試合相手のフェニックス・サンズがコテンパンにやられてしまったので、僕たちもがっくり、やられてしまった。それで、その夜は、結局、みんなの話しの話題がセックスのことになったのだった(こういう流れ、僕は心から嫌ってるんだけどね)。みんな、それぞれ、自分の初体験のことについて話さなければならないということに。どいつも、初めてセックスした女の子や、場所、時間について、非常にビビッドに記憶していたが、それは当然といえば当然で、驚きではなかった。

で、僕はみんなに、最初のフェラについて覚えているかと訊いたんだ。ものすごくビックリしたんだけど、4人のうち一人も、しっかり覚えているヤツがいなかったんだよ。僕はしっかり覚えている。と言うわけで、その時の話を後代のために語り継ごうと思ったわけ。

もちろん、僕の体験は、他のたいていの人の体験より、記憶に残りやすいものだったのかもしれない。というのも、僕の体験には、ノース・ダコタにいる年上のいとこが絡んでいるから。実際、僕とそのいとこは他にもいくつか体験があるんだ。そういう体験、多分みんななら、そいつは性的体験だと言うと思う。

[2007/03/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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