驚いたことに、妻は、ベンのキスにすぐに応じたのです。口を大きく開けて、彼の舌をうれしそうに受け入れている。ベンはキスをしながら妻の小さな手を取り、それをジーンズの前のところに起きました。そして、その手を動かし、ズボンの上から、ペニスを上下に擦らせたのです。
「こいつは、どうだ? 奥さんが求めているようなデカイやつって言えるか?」
「ええ、言えるわ」
妻は嬉しそうに答えました。自分から手を艶かしく動かし、彼のズボンの前を擦り続けています。みるみる大きな盛り上がりになっていました。
「俺の方も忘れるなよ」
トニーが割って入り、妻の顔を自分に向かせ、彼もキスを始めました。
この時も、妻はキスに積極的に反応しました。そしてこの時は、誰に求められるでもなく、自分からトニーの股間を擦りだしたのです。
「う~ん!」
口を塞がれながらも、色っぽい声を出していました。手で触れているものが気に入ったからでしょう。
私たちは、その後も2杯ほどお酒を飲みましたが、妻は、男たちとキャッキャとはしゃぎながらおしゃべりをしていました。その間、私は完全に無視。すると、ベンが、待ちきれなくなったのか、妻に何がしたいと訊いたのです。
「私の夫を家に帰したほうがいいと思うの。その後、私をあなたたちの家に連れて行って。そして、私を完全な色狂いの女のように扱って、もてなして欲しいわ。私のあそこに、いっぱい中出しして。私の体にたくさんキスマークや噛んだ跡をつけて。その後で私を家に送って欲しいわ。そうすれば、夫も、私が夫と出会ってから初めてまともにセックスしてもらったって分かると思うから」
「奥さんの言ったこと聞こえたよな!」
ベンが私に言いました。
「とっとと家に帰って、奥さんが帰ってくるのを待ってな。次に奥さんに会うときには、奥さんを、完璧にヤリまくられた女にして返してやるからよ」
妻と2人の男たちは、とぼとぼと店を出る私を大笑いしていました。妻の初めての浮気も見ることが許されないのかと、鬱々とした気持ちでした。
家に帰り、気持ちを落ち着けるため、さらに何杯かお酒をあおりました。正直、いま男たちが妻にしていることを思い、興奮していましたが、同時に、他の男たちが妻を奪っているという事実に、嫉妬のあまり胃が少しよじれるような感覚もありました。
夜中になっても妻は帰ってきませんでした。仕方なく、私は一人でベッドに入りましたが、皆さんも想像してることでしょう、私は全然、寝付けなかったのです。そして、午前2時ごろ、玄関ドアが開く音が聞こえたのでした。