ジャネットは、クリスの隣、バー・スツールに腰を降ろした。高い座台に腰を降ろす時、彼女のローブがめくれ、クリームのような白肌がかなり露わになった。ほとんど股間に至りそうな部分まで。この時もクリスはそれを見る機会を逃さなかった。実際、ジャネットは必要以上に少し時間を掛けて脚を隠したように思われた。
「昨日の夜はごめんなさい。普段はあんなに飲まないのに」
「気にしないでください。僕は大学にいるので、飲みすぎてしまうことについては、よく分かっていますから」 クリスは笑顔で答えた。
「ええ、でも・・・私も30・・・いや、私はもっと分別があるべき年齢になっているとだけ言っておきましょう」
コーヒー・メーカがブザー音を鳴らした。ジャネットはスツールから降り、コーヒーカップを2つ持って戻ってきた。テーブルの上に並べる。
「クリームと砂糖は?」
「ブラックで」
ジャネットはテーブルの横、立ったまま、コーヒーを啜った。
「それに、私を家に送ってくれたことも感謝してるわ。あなたは、まさしく紳士ね」
・・・ああ、まさしく紳士か・・・
クリスは昨夜の自分の不適切な行動のことを思い出しながら、思った。顔が赤くなるのを感じた。
「いや、たいしたことじゃないですし」 罪悪感を隠すように、素早く返事する。
「今日は、どうやって家に戻るの?」
「バスに乗るつもりです」
「バスですって? それだと、午後が丸々潰れてしまうじゃない? 私が車で送るわ」
「ありがとうございます」
落ち着いて返事したクリスだったが、内心では、やった! と叫び声を上げていた。
ジャネットはコーヒーのポットを取り、テーブルに上半身を傾けるようにして、自分のカップにお代わりを注いだ。それを見ていたクリスは、すぐに彼女のローブの開いた部分に視線を寄せられる。その瞬間、彼は心臓の鼓動が乱れるのを感じた。ジャネットのローブの胸元から、間近に、彼女の揺れる乳房が見えたからである。白い豊かな乳房に、片方の固くなった乳首まで見え、クリスは息を飲んだ。突然、彼のジーンズが股間部分だけきつくなるのを感じた。
ジャネットは、テーブルの周りを歩き、再び腰を降ろした。何も意識していないようにして、脚を組んで座る。ローブは脚を露出したままゆったりと垂れていた。今回は、ジャネットは脚を隠そうともしなかった。
・・・まあ、私、どうしてこんなことをしているのかしら? 彼はまだ子供じゃない。
そう思ったジャネットだが、それでも視線はどうしてか、クリスのぴっちりとしたジーンズに降りてしまう。タイトなデニム地にくっきりと大きな盛り上がりが輪郭を描いているのを見て、彼女はハッと息を出しそうになった。
クリスは、ジャネットの視線が自分の股間に直に向けられているのを見た。勃起が片足に沿ってどんどん伸びているのを感じる。ジーンズの中、痛いほどになってる。
「えっと・・・あ・・・それで、あなたにはガールフレンドはいるの?
ジャネットは、意識的に視線をクリスの視線に向けて、質問した。