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女は低脳だ(3) 

「オーケー、じゃあ、Tシャツは脱いでくれるかな?」 

助け舟を出すつもりで言ってみた。すると彼女はさっとTシャツの裾に両手を持っていって、いきなり頭から脱ぎ去ろうとする。

「いや、いや、ダメ、だめ、ゆっくり、ゆっくり。カメラに自分の姿をあらわにしていく感じで」

彼女は動きをゆっくりにした。僕はシャッターを押す。カシャッ! フラッシュが光る。自動装置が作動して、白いカード形の写真が前から排出される。僕はそれを取ってテーブルに置く。

この点がポラロイドカメラの唯一の問題点だ。分かると思うが、カシャッ、カシャッ、カシャッっと連続して撮ることができない。シャッターを押すごとに、映ってる場面はばらばらになってしまう。それにフィルム・パックを普通より頻繁に交換しなければならないしね。だけど、普通のカメラだと、撮影したフィルムを街角のフォトマットに持っていって、現像とかしてもらった後、カウンターについてる女の子にものすごい目つきで睨み返されなくちゃいけないわけだ。まるで君が低俗スケベ男かなんかみたいな目つきで見られちゃう。

「オーケー、じゃ、裾を引っ張りあげてもらうかな。ブラを見せてくれ。もっと上、もっと、もっと! はい、いいよ!」

カシャッ! フラッシュ! 排出音。

「オーケー。じゃ、シャツを脱いじゃおう」

彼女はTシャツをたくし上げ、頭から脱ぎ去った。振り返って彼女を見る。優美なブラってわけじゃなかった。補強と支えの目的でできてるようなタイプ。彼女は確かにそういう物が必要だ。シャツを脱いだ後の彼女は、ただ突っ立っているだけで、その姿に優雅さもへったくれもない。だが、そこんとこは明らかに僕のすべき仕事の一部だ。

「じゃあ、まっすぐに立って。両肩を後ろに、胸を張って。いいよ。それからちょっとだけ僕の方に体を傾けてみて。そう。いいよ。そして唇を尖らせてみて」

カシャッ! また無駄になったフィルムが1枚。最初の6枚くらいは、いつも無駄になる。だが、こいつは女の子たちの気分を和らげるのに大切なところだ。僕は彼女の周りを歩きながらさらにもう2枚ほど撮った。そしていろんな高さやアングルで彼女を見た。

「よーし、今度は後ろに手をやってブラのホックを外してみて」

すぐに両腕を上げ、指示されたことをしようとする。

「ゆっくり、ゆっくり。そうそう、いいよー。ストラップが肩から滑り落ちるようにさせて。完全には脱がないでね。僕を焦らす感じで。僕を喜ばす感じで」

彼女は僕が求めていることを理解し始めたらしい。白いブラの生地を胸の丘に沿って少しずつ滑らせていった。滑り降ろさせるに連れて、彼女の胸がどんどん大きくなってくるように見える。とうとう、赤みを帯びた円形が姿を現し始めた。カシャッ! カメラから写真が吐き出される。彼女はブラをおへその辺りまで降ろした。たっぷりと重たそうに垂れ下がっているが、しっかりと張りがある。かなり大きかった。少なくともDカップ。それに揺れる感じから、本物であるのが分かる。低脳女が買うようなブラスチックのおっぱいではない。

「うわあ、君、すごく可愛いよ」

「可愛い」という言葉は間違った表現だったかも。ほんとに言いたかったことは、「すげえ! 見ろよ、あのボインボイン!(死語)」

僕はシャッターを切りながら、さらにもう2パック撮影した。その間、彼女は僕の指示に従って、立ち上がったり、体を倒したり、ひざまずいたり、寝転がったり。このやり方だったら、愛犬のフィドーも上手く訓練できたかも。ワン! ほら、ワン! ワン!

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