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いとこの唇 (6) 

アネットの方を振り返った。彼女は仰向けになって水に浮いている。少なくとも、浮こうとしている。10代の娘らしく成熟した乳房が水面からつんと盛り上がって見えている。頭を僕の方へ向けていたので、残念ながら、下半身の方は反対側。それでも三角形のヘアの暗い茂みも、下腹部の全体像もよく見えていた。

気がつくと勃起し始めているのに気がついた。アネットは、くるりと体を反転し、僕の方に近寄ってきた。仰向けのまま、岩の端をつかみ、そこで腕を交差させ、枕がわりにして頭を乗せている。アネットの頭が僕の股間から60センチも離れていないところに来ていた。ペニスがビクンと反応した。彼女は、最初は気づいていなかったと思う。でも、みんなも分かると思うが、10代の頃というのは、いったん勃起が始まっちゃったら、それを止めるなど事実上、不可能なのだ。立つな、立つなと願えば願うほど、にょきにょき立ってしまう。

最大勃起に近づいた時、アネットが視線を落とし、そいつを見てしまった。

「ミッキイ! 何よ、それ! やめてよ!」 

止めろと言われてできるなら、最初からやってるよ。アネットは言葉では怒りまくっていたが、視線の方は僕のペニスに釘付けになっているのが見えた。水面から5センチくらい下のところなので、はっきり見えていたはず。僕の心臓の鼓動に合わせて、ヒクヒクと跳ねていた。アネットは言葉の攻撃を続けていた。

「早く鎮めてちょうだい! こんなに他の人がいるのに、そんな格好になったまま、よく水の外に出ていられるわね! もー、早く、やめてよ、バカ!」

分かってるよ。正直、たった2、3分でいいから、アネットを、エッチな気分になってしまった若い10代の男子に変えられたらいいのにと願った。そうなったら、僕の状態がどんなに大変なことか分かってもらえるから。ちなみに、僕は、エッチな気分になってしまった若い10代の女子になれたらいいのにと願うことも多い。女の側の状態も経験してみたいなと・・・

ま、とにかく、僕は岩から滑り降り、水の中に戻った。水中で直立の姿勢を取っている限り、水面からは股間のところは遠すぎて見えないはず。

「僕は、しばらくこの姿勢でいるよ。ちょっと、上にはあがれないから。君が的確に指摘したとおり、僕はいま・・・」 言葉を濁さざるを得ない。

アネットは岩の上にあがり、そこに座った。僕の方は、彼女の前を、ちょこまかと手足を動かし、立ち泳ぎをした。まるで、飼い主の周りをちょこちょこ走り回る子犬のようだ。泳ぎながらも、彼女の胸を見ていた。本当に大きく成長している。それに形も完璧。乳首は、立ってはいないけど、周囲の部分もあわせて1ドル銀貨(参考)ほどの大きさ。色は薄いピンクで、これなら、夕陽も赤さの点で勝ったと誇れるだろうが、初々しさでは圧勝だ。当時の僕は、まだ、乳房の大きさをちゃんと評価できるだけの経験がなかった。だが、アネットのは大きいというのは確かだと思った。女性であることを誇りにしているように、丸みを帯びた丘が、胸の前にどーんと飛び出ている。しかし、それほどの大きさにもかかわらず、垂れるような気配はどこにもなく、誇り高くそびえ立っている。彼女の胸の谷間に這い上がり、頬を擦りすりしたい。そんな衝動を覚えた。


[2007/08/21] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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