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カウンセリング(7:終) 

黒人たちの大学寮に通い始めて、2週間ほど経っていました。私は、リンダが、集団とプレーするのではなく、フィリックスと2人だけでベッドにいることが多くなっているのに気づいたのでした。ベッドに座り、フィリックスにキスをしたり、頬を撫でたりしながら、彼とおしゃべりをしていることが多いのです。実際、以前までは、妻がキスをするところは、ほとんど見たことがありませんでした。これまでは、すべて、動物的なセックスだけだったのですから。でも、私は、あまり気にしないことにしてました。

そんな、ある日、私は、思いがけなく早い時間に家に戻ったのでした。玄関を開けると、居間から変な声が聞こえてきました。半分、開いたままのドアから中を覗きました。

そこにはフィリックスと妻がいました。2人とも全裸で床にいました。フィリックスは仰向けで、妻は上にまたがっていました。彼の極太が根元まで妻に嵌っている。私はドアのところで聞き耳を立てました。

「ああ、フィリックス・・・すごく良いわ。あなたの大きなのが中に入ってるときの、この感じ。私、大好きなの。・・・他の男の子たちにされるのも楽しいけど、でも、あなたが一番。・・・一番大きいし、セックスも一番上手だし・・・この何週間か、私、あなたのことがどんどん好きになってきてるの・・・」

私は、その場を離れました。こういう言葉は、これ以上聞きたくなかったからです。静かに家を出て、バーに行き、何時間か時間を潰しました。

その後、家に戻りましたが、フィリックスは、まだいました。妻と、ソファに座って抱き合っていました。私を見てリンダが言いました。

「あら、あなた。・・・そこに座って!」

妻はおもむろに話しを始めました。

「フィリックスとお話をしてたのよ。・・・それで、2人で決めたことがあるの。それは、彼にこの家に引っ越してきてもらうこと。彼には、夫婦の寝室で寝てもらうわ。あなたは、これからは、フィリックスがこの家の主だと認めること。あなたは、予備の寝室で寝てちょうだい。いいわね?」

「え? な、何を言ってるのか分からないよ。私たちの関係はずっと良くなっていたじゃないか」

「ええ、確かに。簡単なことよ? あなたに替わって、フィリックスが、私の人生で特別な人になったと、それだけの話しなの。あなたは、もちろん私の夫のまま。でも、フィリックスが私のオトコになって、私は彼のオンナになったと、それだけのことよ」

妻が、すでに心を決めてしまっていることが分かりました。これからも妻と一緒にいたいと思うなら、この条件を飲まなくてはならないのでしょう。

「よろしい。これで決まりね!」 リンダは嬉しそうに言いました。「ねえ、フィリックス? すぐに、私たちの最初の夜のお祝いをしましょう? 私を2階に連れてって。そして、気を失うまで、私を抱きまくって!」

「ああ、分かった。じゃあ、先に2階に上がって、裸になって待ってろ。それから、避妊具も外しとけ」

「え? いいの? ああ、フィリックス! 嬉しい!」 リンダは、興奮した声を上げました。「私に赤ちゃんをくれるのね! ああん、嬉しい! すごく欲しいわ。このときを待っていたの! すぐ上がって来てね、お願い!」

妻は、嬉しそうに鼻歌を歌いながら、2階に駆け上がっていきました。私は、愕然として、座ったままでした。

「お前も、来いや。俺が、お前の奥さんの腹をぷっくり膨らます瞬間を、お前に見せてやるからよ!」

「ああ、やめてくれ! そんなの耐えられない」

「お前は拒否なんかできねえんだよ!」

フィリックスは、乱暴に私を椅子から引きずりあげ、強引に2階に引っ張っていきました。寝室に入ると、妻はすでに全裸になっていました。

「良い考えだわ、フィリックス。私があなたに子供を授けられるところを、そいつに見せてやるつもりなのね。・・・ねえ、早く~・・・もう待てない!」

妻は、むしりとるようにしてフィリックスの衣類を剥ぎ、裸にしました。一刻も早く、彼のペニスを受け入れ、無防備な子宮へ子種を仕込んでもらいたい、とその一心でしょう。裸になると、2人は、私たちの夫婦のベッドで、黒と白の体を絡め合いながら、熱のこもったキスを始めました。

やがてリンダが切羽詰った声で言いました。

「中に来て、フィリックス。あなたの赤ちゃんを私に授けて!」

こんなに興奮した妻の姿は見たことがありませんでした。挿入を受けた後も、もっと強く、もっと強くと、ねだり続けていました。やがて、妻は、フィリックスの射精が近いことを察したようです。ひときわ大きな声を出し、叫びました。

「出して! 思いっきり、出して! すべて私の中に出しきって! あなたの素敵な黒子種で私の子宮を溢れさせて! ああ、愛してる、フィリックス。大好き! 大好き! 私を妊娠させて!」

妻の発する妊娠の言葉が、私の心にナイフのように突き刺さりました。そして、2人ともオルガスムに達したのです。リンダは、この男を愛し、子を欲しがっている! こんなことになるなんて。

やがて2人は落ち着き、フィリックスはペニスを引き抜きました。リンダが私に言いました。

「ハリー? 見たでしょう? フィリックスが私のご主人様。 あなたもここにいたいなら、あなたも、フィリックスのことをご主人様と思うことね。分かった?」

「ああ」 みじめに力なく返事しました。

「よろしい。・・・じゃあ、こっちに来て、フィリックスに、ちゃんと従順の気持ちを示しなさい。フィリックスのおちんちんをきれいに舐めて、私のあそこから、彼の出したものを吸い取るの。そうすれば、フィリックスにもあなたの気持ちが伝わるわ。結局、あなたは、そういうことでしか、役に立たないんだから!」

こんな状態は、私が思っていたことではありませんでした。

おわり


[2007/09/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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