アーチーは、唾液を塗りこめるように舌を這わせながら、じわじわと胸から首筋、そして耳元へと這い上がった。そして、囁いた。
「ジル先生よ、これから楽しませてもらうぜ・・・」
この男に犯される! ジルは恐怖に満たされ、さらに激しく暴れた。
「こら! おとなしくするんだよ! 暴れたり、声を上げたら、容赦なく殴りつけるからな。その綺麗な顔がめちゃくちゃになっちまうぞ!」
ジルの体から力が抜けた。この腕力で殴られたら、どんなことになるか分からない。アーチーは、ジルがおとなしくなったのを感じ、口から手をどけた。
「・・・や、やめてください・・・お願いだから・・・ひどいことをしないで!」
そんな嘆願を聞いて止めるようなアーチーではない。覆いかぶさっていた体を起こし、ジルの手首も解放した。依然として彼女の体にまたがって、座ったまま、じりじりとせり上がり、脇の下を両膝で挟む形になった。豊かな2つの胸が、奇妙に歪んでアーチーの股の間から隆起している。
「さて、チャックを降ろしてもらおうか」
ジルは激しく頭を振って、拒否した。
「チャックを降ろせって言ってるんだよ!」 アーチーは殴りつける格好をした。
殴られる恐怖に、ジルは小さく悲鳴をあげ、体を震わせた。仕方なく、頷いて見せ、従う意思を伝える。
「チャックを降ろして、中から、俺のマラを出すんだ」
恐怖に震えながら、ジルはジーンズのチャックに手を掛けた。ジリジリと音を立てながら、ゆっくりと降ろしていく。
アーチーは下着を履いていなかった。チャックが降ろされ、拘束が解かれたのを受け、中から長大な黒ヘビが飛び出した。その重たい胴身がジルの頬をビタリと叩いた。
ジルは悲鳴すら上げられなかった。こんな大きなものを見たことがなかった。しかも黒いものを見たのも初めてであるのは言うまでもない。
「優しく触ってもらおうか」
ジルは、嫌悪感と恐怖に、再び頭を振った。
「こんなことさせないで! お願い! 私には夫も子供もいるの。夫以外の人のものに触るなんて、できない」
「やるんだよ!」
低い、ドスの効いた声だった。ジルは、拒否した場合の結果を想像し、顔を歪めながら、仕方なく右手を伸ばした。透明感がある白肌の、細い手が小刻みに震えている。少し触れたとたん、黒棒がピクンと反応し、何かトロリとしたものを吐き出した。ジルは、その気持ちの悪さに、反射的に手をひっこめた。
「やれって言ってるだろ!」
再び唸り声が轟いた。