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ポルノ・クイーンの誕生 第4章 (3) 


マークとその女の子が私たちの前にくると、マークは彼女を紹介してくれた。

「ローレル? こちらがマリアとサミー。君の共演者だ。そしてこちらはステフィー。僕の大事な友達だよ。さて、紹介も済んだことだし、パティを呼んで、最初のシーンに備えて、君たちの準備を整えてもらうことにしよう」

マークが立ち去ると、早速、女の子たちがおしゃべりを始めた。ローレルは、多少、イギリス訛りがあった。後で知ったことだけど、彼女はバハマで育ったそうで、その時に身についた訛りなのだろう。もともとはニューヨーク生まれで、バハマで育ち、16歳の時に両親とニューヨークに戻ったらしい。彼女は過去のことについてあまり話そうとしなかったので、それ以外のことは分からなかった。

数分間、おしゃべりが続いたが、話題の大半は、どんな映画に出たかとか、どこの出身かとかの話だった。やがて別の女の子が来て、準備をする時間よと声をかけた。良く分からなかったけど、特に紹介されなかったところを考えると、この女の子がパティなんだろうと思った。

みんなで着替え室に戻ると、早速パティは衣装類を各人に渡し始めた。マリアは、黒皮のコルセット、半透明の黒いストッキング、白い長袖のボタンダウンになったブラウス、そして黒皮のスカートを手渡された。マリアは、自分のバッグから、ヒール高10センチの黒皮のスティレット(参考)・パンプスと黒のサテン生地のソング・パンティ(参考)を出した。

他の女の子たちも同じような衣装を渡されていた。ただ、サミーのコルセットは赤い色で、スカートも同じ赤。ローレルのコルセットは白で、スカートはワイン色だった。サミーとローレルは、首の周りにつける皮製のチョーカーも渡されていた。チョーカーの色は、それぞれのコルセットの色にマッチしている。

どの女の子も、着替えを始める前に、それぞれアヌスを洗浄しなければならなかった。私にとっては、洗浄は、本当に良く知っている人とでなければできないことなのだけど、彼女たちは、全然気にしていないようで、3人一緒にトイレに入り行った。

洗浄が終わると、それぞれメイキャップを始めた。普通のお化粧とは違っていて、みんな、体のいろんな部分を化粧品で強調していた。乳首に口紅を塗ったり、ペニスや睾丸にブラシで紅をつけ、目立たせていた。脚やお尻にはおしろいをつけ、色合いを混ぜたり、テカリを減らしたりしていた。パティは、助けが必要な時はいつでも助けに回ったが、大半は、各自自分で行っていた。


[2007/09/20] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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