先に、水の中で射精していなかったら、このもてなしに、僕は12秒くらいしか持たなかっただろう。それでも、1分足らずでクライマックスになってしまうと思った。アネットの唇がペニスに触れる感触といい、彼女が立ててるチュパッ、チュパッという音といい、僕は急速に高められていた。例の、射精間近の時の睾丸がキリキリ疼く感覚が出てきてたし、ペニスの方も同じ感覚になっていて、オルガスムが間近に迫っていることを訴えていた。
フェラチオなんて、それまでしてもらった経験がなかったのは前にも言ったとおり。いや、そもそも、手コキすらしてもらったことがないのだ。だから、僕は、これにもエチケットというものがあるなんて知らなかった。だから、射精間近になったときも、僕は何も言わなかった。許可を求めたりとかしなかったわけ。何も話さなかった。ただ、うーんとか、あーんとか唸っていただけ。それで、いっちゃったのだ。いきなり。アネットの口の中に直撃で。
ドーン! 出た! ドドーン! また出た! ドドドーン! 3発目!
僕が3発目を盛大に発射した頃になってようやく、アネットは何が起きたか分かったらしい。彼女は僕から逃れようとした。でも、僕は腕を彼女の上に乗せてたし、おっぱいを握ったままでいたので、アネットは簡単には逃れられなかった。4発目が出て、彼女の顔面を直撃した。アネットは、僕の熱いスペルマを受けて、喉を詰まらせ、ゲホゲホと咳き込んでいた。僕は彼女の不意をついてしまったらしい。
アネットは身をよじりながら、体を起こした。まだゲホゲホいって、口の中からドロドロしたものを吐き出そうとしている。でも、あまりうまく行っていないようだった。彼女はドアの取っ手に手を掛け、車から外に出た。苦しそうにスペルマを吐き出しながら、車の周りを回った。行ったり来たりを繰り返していたが、露出したままのおっぱいが揺れているところに目が吸い寄せられる。早くも、また勃起が始まるのを感じた。
数分、そんな調子が続いた後、ようやくアネットは車のそばに戻ってきた。助手席の窓の外に立っている。僕は、助手席のドアに手を伸ばし、クランクを回して、窓を開けた。謝ろうとしたのだが、彼女は、交通整理をしている警官のように手を出して、制止した。「何も言わないで!」と言っているよう。僕は口をつぐんだ。
「何、これ、気持ち悪い! いきなり出すなんて、知らなかったわよ、うげえ!」
「ああ・・・んーっと・・・ごめん。女の子が、あれが嫌いだって知らなかったんだ。つまり、あの、何を考えていたか分からないんだけど・・・」
とっさに、僕は素晴らしい考えを思いついた。
「・・・約束するよ! もう2度と、君の口の中には出さないから。ね?」
その時は、素晴らしい考えだと思ったし、こんな独創的な考えはないと思っていた。
アネットの方も、態度を和らげてくれた。多分、少しは僕を許してくれたのだと思う。
「まあ、私もあなたのこと嘘つきだって言ったわけだから、こんな目にあっても仕方ないのかもね。でも、もう、2度としないでよ! いい? うげえ! 約束よ! 私も悪かったわ。あなたも済まないと思っている。おあいこね! いい?」
「ああ、もちろん」
仲直りに、僕たちはキスをした。軽く唇を合わせるキス。それから服を元に戻して、車に乗り込み、アネットの家の農場に戻った。両親には、2人でドライブをして、景色を見てきたとだけ言った。
次の日、アネットと僕は、親たちに、果樹園に行ってリンゴを取ってくると言った。親たちは信じてくれた。信じられるかい? ほんと、大人ってのはバカだから。
で、バカなのはアネットも同じ。僕は、1日も経っていないのに、約束を破ったのだから。
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MIKE HUNTのストーリーは全部、実話だ。あ、いや、大半が実話。時々、エンディングの部分に手を加えたりとかはするけど。このストーリーも実話だけど、最後の一行だけは違う。アネットは、あれから2度と僕のペニスに口をつけてはくれなかった。多分、彼女もフェラは初めてだったのだと思う。もし、読者の中でノースダコタに住んでる人がいたら、すまん、ごめん、謝るよ。彼女のフェラ初体験を頂いちゃったわけだから。
おわり