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バースデイ・プレゼント 6 (6:終) 

「あら、ビクトリア? あなたを汚れたままにしておくのはいけないわ。立ち上がって?」

僕が立ち上がると、ゲイルは僕の前にひざまずき、僕が彼女にしてあげたのと同じく、隅々まできれいにしてくれた。その後、僕のパンティを引き上げて、元通りに直し、ペニスを中に収めてくれた。

「これでよし、と。元の可愛い女の子になったわね。さあ、男物の服だけど、もう、服を着た方がいいわね。今日の分の仕事を片付けなくちゃ。仕事を終えて家に帰ったとき、多分、あなたはちょっとした家事をしなくちゃいけなくなるだろうから」

帰宅後に何が起きようとしているのか、僕はあまり考えたくなかった。事態は、どんどん、僕にコントロールできない状態になってきていた。僕は、とりあえず、その時点その時点でしなければならないことを受け入れ、行うだけだった。まぁ、多分、女物の衣装をもっと着せられるのだろうな・・・そう思い、僕は苦笑いをするのだった。

彼女の側から

午後はずっと、ゲイルにキスされたことが頭から離れなかった。私にはレスビアンの傾向はなかったのだが、女装した夫とのセックスを映したビデオを見て興奮したり、昨夜、ジェニーとセックスしたり、そして今日ゲイルにキスされたりと、事態が驚くほど急速に動いている感じがした。ビックと私の、小さな遊びが、3日間のうちに広がりを見せ、ジェニーとゲイルを巻き込んできている。ジェニーンとフィリスも入ってくるかもしれない。でも、こういった性的な出会いには強烈な刺激があって、私はもっともっと体験したい気持ちになっていた。私には、飽くことがない新しい嗜好が生まれてきているようだ。

シンディの店で買った衣類を取り出し、ベッドの上に広げた。ネグリジェ、股間部分が切り取られているパンティ、ガーターベルト。全部ピンク色で、これらは私のものだ。ビクトリアにはビクトリアのためのブラジャー、ストッキング、ピンクのハイヒールがある。ヒールにはピンク色の皮紐がついていて、ふくらはぎに巻きつけるようになっている。それにビクトリア用に買った2つのブロンドのかつらも出した。どちらも美しい。

次に、女王様ルックの衣装も取り出した。皮のストラップなどが、ビスチェ、黒パンティ、メッシュのストッキングとガーター、そして膝近くまで長い黒のハイヒール・ブーツと実によくマッチしているのに感嘆した。昨夜、ジェニーがこれらのアイテムを身につけて、ビクトリアと私の裏門を貫いたときのことを思い出した。なんてエロティックだったことか。

さらに両頭式のストラップ・オン(参考)のディルドを取り出し、まじまじと見て調べた。実によくできていて、一方の先端は女性の性器に上手く納まりつつも、もう一方の頭は、男性のペニスとして、隆々とそびえ立つようになっている。そのディルドが入れられていた袋からコンドームが一箱、落ちて出た。ジェニーがディルドの茎にコンドームを着けていたのを思い出した。多分、ディルドの汚れを防ぐために着けるのだろう。最後に、ショッピング・バッグから、鞭を出した。想像しただけなのに、その鞭を見ただけでお尻が疼きだす気がした。

このような、普通ではない器具や衣装を調べているうちに、私は、それらを試しに身につけて、どんな格好に見えるか見てみたくなった。服を脱いで、全裸になり、衣類を着始めた。まずはガーターベルトを装着し、次にストッキングに脚を入れる。太腿のところでストッキングをガーターに吊るした。その後は、シースルーのパンティを履き、位置を整えた。それから椅子に座って、ハイヒールのブーツを履き、ジッパーを上げて、ぴったりと足を包む。立ち上がってみると、ブーツが、いつも履き慣れているものより高いのを感じた。ふくらはぎからお尻にかけて、きゅっと持ち上げられている感じがする。

鏡の前に行って、自分の姿をチェックしてみた。とてもゴージャスに見える。振り返って、皮のビスチェを取り上げ、それで身を包み、再び鏡に向かった。自分の姿を見て、思わず、にんまりとしてしまった。また、振り返り、ベッドに戻って、鞭を手にし、もう一度、鏡を見た。自分の手のひらを鞭でピシャリと叩いてみせる。我ながら、とても支配的な女王になったように感じた。ゆっくりと鏡の前で回り、自分の姿を確かめた。ワーオ! なかなかいい。

ベッドに戻り、ディルドと装着具を取った。装着具にディルドを取り付け、女性用の方に私自身のバギナからの愛液を少しつけて、滑らかにした。そして私のバギナに挿入し、ぐらつかないように体にしっかり装着した。本物のペニスに比べて、人工的な固さがあるのは確かだが、バギナに収まった感覚は気持ちいいのも事実だった。リモコンを手にし、スイッチを入れてみた。バイブレータが動き始めると、膝から力が抜けそうになり、あやうくへなへなと座り込んでしまいそうになった。慌てて、スイッチを切る。ほんと、これを使ったら、誰でも、長くは持続できないだろうと思う。それに、ディルドの両方の端にバイブが内蔵されていることにも気がついた。道理で、昨夜、ジェニーがこれをビクトリアに使ったとき、彼女の方も感じていたのだろう。ジェニーは、このディルドで刺激を受けていたと同時に、私の舌によっても刺激を受けていたのだ。そのことを思い、ジェニーが私にさせたことも思い出し、恥ずかしさに、赤面するのを感じた。だが、同時に、あの時は、彼女の言うことに従うのが至極、当然のことのようにも思えたのだ。ものすごく興奮していたので、同性の人であるにも関わらず、まして、その人のアヌスを舌でほぐしてあげることに何の抵抗もなかったし、さらにビクトリアが同じように私に奉仕してくれていたのだから、なおさらだった。そんなことを考えていたら、またバイブレータにスイッチを入れたい気持ちになった。

ちょうどその時、裏のドアが開く音が聞えた。時計を見て、ビクトリアが帰ってくる時刻を過ぎていたことに気がつく。

まあいいわ、ビクトリアと楽しんでも良いのだし、とそんなことを考え、微笑みながら、恐らくビクトリアがいると思われる書斎に向かった。腰のところに、激しく勃起した偽ペニスをつけたまま。リモコンをストッキングの付け根、お尻の近くに挟み、鞭を手に、その部屋に向かった。

つづく


[2007/09/23] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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