クリスは、なぜジャネットが目を閉じ仰向けになったのか分からず、少しの間、彼女のことを見ていた。そして、全然動かないでいるのを見て、彼女に手を伸ばし、太もものところに手を置いた。ジャネットが手を払いのけないのを知り、クリスは心臓が高鳴るのを感じた。
太ももに手を這わせながら、彼女のプリーツ・スカート(
参考)の生地をゆっくりと捲り上げていった。この手を払いのけたりしませんようにと祈りながら、少しずつ手を這わせていく。滑らかなストッキングに包まれた太ももが姿を現し、さらに、ストッキングの上の、クリームのような生肌が露わになった部分も目に入ってきた。そこまで来て、クリスは、ひらりとスカートを捲り上げ、下腹部まで露わにした。
「ああ! ・・・これは・・・」
クリスは溜息を漏らした。ジャネットがパンティを履いていないことを知ったからだ。さらに、クリスを興奮させたこととして、陰毛もすっかり剃られている。
ジャネットは、目を閉じたままではいたが、この若者に、自分の膨れた陰唇をまじまじと見られているのを感じ、切なげに溜息をついた。愛液が流れ出ているのを感じる。下に敷いているブランケットまで濡らしているはず。
突然、クリスの手が太ももから、その先へと上がってくるのを、ジャネットは感じた。素早く身を起こし、彼の手を握った。
「ダメ! あなたは見たいといったはず。もう、見たはずよ。そこまで」
「とても綺麗だよ」
「そこまで。だから、アレをして見せて」
クリスはジーンズのボタンに手を掛け、外した。そしてチャックを降ろす。彼も今日はパンツを履いてこなかった。そのため、チャックを降ろすと同時に、彼の勃起が、弾かれたように飛び出た。妖しい光を帯びて見つめるジャネットの目の前に、彼の勃起はヒクヒクと脈動していた。
するとクリスは、元通り、片手を枕に仰向けになってしまった。ペニスに触ろうともしない。
ジャネットは、問いかけるような表情を浮かべ、クリスの顔を見た。彼はただ微笑んでいる。ジャネットはクリスが何を望んでいるのか分かった。ジャネット? あなた、彼にしてあげる?
ジャネットの手が躊躇いがちに近づいてくるのをクリスは見ていた。自分の勃起もヒクヒク動いていたが、それに近づく彼女の手も、震えているのが見えた。
「ああ・・・」
温かく、柔らかな手にペニスが包まれるのを感じ、クリスは溜息を漏らした。これまでの短い人生で、こんなに興奮する瞬間を彼は味わったことがなかった。