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ポルノ・クイーンの誕生 第4章 (9) 

全員がセットに呼び戻され、集まった。マークは私のところに来て、免許証などを返してくれた。

「支払いのこと、前もって君に話しておくべきだったね。すまなかった。規則から、君には支払いをしなければならないんだよ。だから僕が怒ってるなどと思わないで欲しい。それに、もし君にその気がないなら、他の人にもフラッファーしてもらおうとは思っていないから、そこも分かってくれ」

「お金を払わせることになってしまい、すみません。それを知ってたら、しなかったと思います」

そう答えると、マークは私の頬を手のひらで撫でた。私はマークの目を見ながら、付け加えた。

「もし私が必要になったら・・・つまり誰かにフラッファーをして欲しいときには、私、喜んでします」

マークは私の額にキスをした。

「ありがとう。その申し出、頼りにすると思う。撮影が長引けば長引くほど、何人か、アレを立たせるのが難しくなってくるからね。本当に気にしないのなら、君の助けを借りることになると思う」

「本当に気にしませんから、必要になったらいつでも声をかけてください」

マークはもう一度、私にキスをし、その後、次のシーンの撮影に取り掛かった。

次のシーンは、玄関ドアの前にマリアとリーがいるところから始まった。2人とも、以前のように、服を着ているが、マリアはリーの首に首輪をつけているところだった。首輪を装着すると、マリアが言った。

「さあ、変態! これでお前は私の所有物になったね。早速、今夜、8時にまたここに来るんだよ。それに、私たちが遊べるような、男の友達も一人、連れてくるんだ!」

「申し訳ありませんが、それはできません。ここで私があなた様としたことを、他の人に教えるなんて、とてもできません。もっと言えば、もうここには2度と来たくない」

リーは恐怖に声を震わせながら言った。

マリアは高笑いをした。

「アハハハハ! 変態男! もう、事態はお前がどうのこうのできるものではなくなっているんだよ。お前と遊んだところを何枚か写真に撮ってあるんだ。もし、今夜8時に来なかったら、すぐにお前の勤めているケーブルテレビの会社に写真を送りつけるつもりさ。お前があんな変態男だと会社のみんなが知ったら、どうなるだろうね? いつまで仕事についていられることか。さあ、そこにひざまずいて、私の足にキスをするんだよ。そして、『女王様。女王様のお望みは、私めへの命令でございます』とお言い!」

リーは疑っているような目をして見せた。そこでマリアは何枚か写真を見せる。その写真でリーは観念したようだった。マリアの前にひざまずき、ハイヒールを履いた足のつま先にキスをし、『女王様のお望みは、私めへの命令でございます』と言った。マリアは、もう一度、リーのお尻を乗馬ムチで叩き、それから玄関ドアを開けた。リーは膝を床につけたまま、脚を引きずるようにして玄関から出て行った。

リーが玄関から出たところで、そのシーンは終了し、再び、休憩が宣言された。


[2007/10/22] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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