クリスはジャネットの広げた脚の間に視線を集中させた。パンティに覆われた股間部分が、キッチンの明るい照明に照らされ、よく見える。
「僕のために、パンティを脱ぐんだ。これじゃ何も見えない」
「クリス・・・」
ジャネットは、わざと焦った感じを装って言った。
「さあ、早く! 触らないから!」
「じゃあ、後ろを向いてて」 つつましい感じで言う。
「どうして?」 クリスは驚いて訊いた。
「言われた通りにして・・・女性は、つつましさがなくてはいけないの」
クリスは頭を横に向けた。衣擦れの音が聞こえ、その後、また飛び乗る音が聞こえた。そして、彼の膝にピンクのパンティが落ちてきた。
頭を元に戻すと、ジャネットは脚を交差させていた。クリスには美しい太ももしか見せていない。
クリスは下着を拾い上げ、自分の鼻先に持っていき、深く息を吸った。それから、そのシルクの布切れを、頬にあて、頬擦りした。笑みを浮かべながら、その下着を自分のポケットにしまいこむ。
ジャネットは、陰唇が膨らみ、ジュースが溢れ、お尻の下のカウンターへ伝い流れるのを感じた。そして、ゆっくりと脚の交差を解いていった。まだ膝頭は合わせたまま。
ジャネットは、クリスが両手を出して、彼女の膝に触れるのを感じた。「触るのはダメ」と言おうとしたが、彼女の口からは何の言葉も出ていなかった。そのまま、クリスが彼女の両膝を左右に押し広げるのを許してしまう。スカートのために、これ以上、脚を広げられなくなるまで、押し広げられた。
「ああ・・・」
クリスは、ジャネットの脚の間を見つめ、ぷっくり膨らんだ唇を見て、溜息混じりに呟いた。
透明な液が溢れ、左右の唇を濡らし、灯りの中、キラキラと輝いている。その液はとろとろとゆっくり唇を伝い、下のカウンターへと流れていた。クリスは、ジャネットの両脚を押さえ、ゆっくりとカウンターの上に乗せた。脚をM字にさせる。その姿勢のため、ジャネットは両手を後ろについて、体を支えた。クリスはジャネットが体を強張らせているのを感じた。
この時も、ジャネットは「やめて」と言いたかった。だが声が出ない。自分の脚の間を見つめる若者の目を見ながら、彼女は、心臓がドキドキと高鳴るのを感じていた。その彼が、頭を前に出し、膝の内側にキスをしたとき、ようやく彼女の声が出た。
「クリス、ダメ・・・」
クリスが顔を上げ、にっこりと微笑むのが見えた。そのままもう一方の膝に顔を向け、軽くキスをする。さらに膝の先、太ももにキスをしてくる。またもジャネットは声を出した。
「・・・クリス・・・」
クリスが舌を出し、太ももの内側を舐め始めると、ジャネットは脚を振るわせた。彼女の柔肌、クリスの舌が這った後に、彼の唾液による小さな濡れた跡が残った。
ジャネットが興奮していることを、クリスは匂いで感じ取っていた。濃厚な香りが彼女の脚の間から漂ってくる。クリスは顔を上げ、ジャネットに命令した。
「仰向けになるんだ」
「クリス、ダメよ」
そうは言っても、ジャネットの声には力がなかった。
「仰向けに!」
クリスは、もう一度、力強く命令した。