突然、クリスは、ジャネットの左右の太ももに力が入り、頭を挟みこみ、同時に腰がせり上がり、股間を彼の口に押し付けてくるのを感じた。クリスは、口が塞がっていなかったら、思わずにっこり微笑んでいたことだろう。クリスの頭は柔らかい太ももにしっかり押さえ込まれていたので、耳も塞がっていた。それでも、ジャネットが喜びの絶叫をあげていたのが、かろうじて聞こえていた。それを聞いてクリスは唇をすぼめ、硬くなっているジャネットのクリトリスを包み、強く吸い始めた。
「う、あああぁぁぁぁぁ!!!!」
再びクライマックスに全身を襲われ、ジャネットは叫び声をあげた。まるでクリスが離れてしまうと恐れているかのように、彼の髪の毛をつかんで引き寄せる。だが、クリスは決して顔を離そうとせず、引き続きジャネットの陰部をむさぼり続けた。それを受けてジャネットは連続して次々にオルガスムに達した。そして、何度目かのオルガスムの後、とうとう、彼女の太ももから力が抜け、左右の脚はカウンターに降りた。ぐったりと力が抜け、だらしなく股間を開いている。それでも、クリスの口がいまだに彼女の陰唇にキスをし、愛液をぺろぺろと舐め続けているのを感じていた。時計を見あげ、クリスが1時間以上もクンニリングスを続けているのを知る。
ようやくジャネットは、クリスの頭を引き上げ、股間から離した。そして嬉しそうに微笑むクリスの顔を見た。頬とあごは、文字通り、ジャネットの分泌した体液でびちゃびちゃになっていた。
ジャネットが無数のオルガスムから回復するのに、さらにもう何分かかかった。ようやく呼吸が落ち着くと、ジャネットはクリスを押し、カウンターから降りて、床に立った。いまだ足がふらふらしている。
「次はあなたの番よ」 彼女は満足した笑みを浮かべながら言った。
クリスは後ろ向きになり、カウンターの上にひょいと腰を乗せ、ジャネットがいた位置に座った。そして、ジャネットがクリスの足の間に椅子を持ってきて腰掛けるのを見る。ジャネットは、クリスのズボンの前のテントをじっと見ていた。彼女は、何も言わず、彼のベルトに手をかけ、バックルを外し、チャックを降ろした。ジャネットが両手をズボンにかけたのを受けて、クリスは腰を浮かせた。ジャネットは下着も一緒にクリスのズボンを引き、一気に足元まで降ろした。ズボンと下着を足首に絡めたまま、腰から下、裸にされ、カウンターに座っている自分に気づく。カウンターの天板は冷たいタイルになっているため、太ももに鳥肌が立つのを感じたが、クリスの体で冷たい部分は、そこだけだった。クリスは、このようなことは日常茶飯事と見えるよう、冷静に行動したいと思っていたが、内心では、強烈な興奮にわなわなと震えていた。