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襲われた女教師 (15) 

夫たちを送り出して、ちょうど1分後、玄関のベルが鳴った。子供がおもちゃでも忘れ物しちゃったのかしらと思いながら、ジルは何気なく玄関を開け、そして、ハッと息を飲んだ。そこにはアーチーが立っていたのだった。あの橋の下の小谷で残虐に私をレイプした悪魔が! ジルは、言葉も出せずに、望まぬ来客を見つめた。アーチーは、押し入ったりすることはなかった。むしろ、穏やかな笑みを浮かべ、丁寧な言葉を発した。

「おはようございます、アンダーソン先生! 先生の素敵なお宅に、私を招き入れていただけますか?」

ジルは、頭が混乱していた。ほとんど呼吸すらできずにいた。開けたドアを閉じることもしなければ、悲鳴を上げることもしなかった。ただ、下唇を噛み、ドアを開けたままドアノブから手を離し、後ずさりするだけだった。そのまま後ずさりし、玄関ロビーの壁に背中をあてた。

アーチーは落ち着いて家の中に入り、後ろ手にドアを閉め、鍵をかけた。それから、膨らんでいるズボンの前を擦って見せ、にっこり微笑んだ。

「アンダーソン先生? 俺に帰って欲しいのかな?」

ジルは返事をしなかった。ただ、恐怖が満ちた顔でアーチーを見つめるだけだった。

「帰って欲しいなら、そう言ってくれ。すぐに帰るから。それとも、あれか? ひょっとすると、俺のコイツにもうちょっとだけやって欲しいのか? もし、俺に帰って欲しくないなら、ここで、俺のためにパンティを脱いでみせるんだな、アンダーソン先生!」

ジルはアーチーから眼を逸らせ、うつむいた。しばらく沈黙が続く。ジルは、眼に涙が溢れてくるのを感じながら、しきりに頭を振り、「嫌!」と伝えた。だが、やがて、彼女の両手はゆっくりとドレスの裾の中に入っていった。ジルは、こみ上げてくる感情に啜り泣きをし、恥ずかしさに目を閉じた。

美しいジルの白いヒールに、シルクの黄色い布切れがはらりと舞い落ちるのを見て、アーチーはにんまりと微笑んだ。敗北を告げる小さな旗のように見えた。降参の証。そして、あの日、アーチーがもたらした強烈なオルガスムを、ジルが切望していることを示す証でもあった。

ジッパーが降ろされる音を聞いて、ジルは大きく眼をあけた。うつむいたまま、ゆっくりと恐る恐る視線を上げた。靴、ズボンの裾から視線を上げていくと、その先に、あの巨大な黒い道具が眼に入ってくる。その瞬間、ジルは無意識的に溜息を漏らした。この2週間ほど、夫と愛し合う間、ずっと夢に見ていたあの黒い男根がそこにある。美しい女教師であり、地域の模範でもある貞淑な若妻に、さらに恥辱をもたらし、性的な従属へのとどめを刺すことを目的にした武器が、そこに直立していた。

「もう一度、こいつが欲しいんだろ、先生?」

アーチーはそう言いながら、わざとぶるんぶるん揺すって見せ、ジルを煽った。うつむいたままのジルに、ゆっくりと近づいていく。

ジルは、下唇を噛みしめ、憎むべき黒い肉棒を凝視したまま、その白く細い手を伸ばした。そして、透明の涎れを垂らす丸々と太った亀頭に触れ、手のひらに包み込んだ。うつむいたまま何も言わず、切なく、同時に悔しそうな顔をしながら、優しく撫で始める。アーチーは、そんなジルを見下ろしながら、顔ににんまりと笑みをたたえた。

「寝室に連れて行ってくれるかな、アンダーソン先生? 先生が毎日、旦那と寝ているベッドで、思う存分、先生にハメまくりてえからよ。先生が旦那と愛し合うベッドで、俺の黒マラでよがり狂う先生の顔を見てえんだ。たんまり泣かせてやるぜ」

アーチーは、ジルがペニスを握ったまま、主寝室へ歩き出すのを見て、笑いを堪えるのがやっとだった。何も言わず、うつむいたまま、しかし決して握った肉棒を離すことなく、アーチーを連れて階段を上がっていく。


[2008/02/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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