その日の最後の撮影シーンは、映画でも最後のシーンになる部分で、ローレルとサミーがリーを相手に、リーにしてみればマラソン・セックスとでも言えそうなセックスを行うシーンだった。最初は、ローレルがリーの口に出し入れをし、その間、サミーが彼の背中に、様々なムチや叩き棒で打ち据えるところから始まった。その後、2分ほどすると、ローレルとサミーは役割を交替し、それぞれがリーの口を使って快楽を貪る。それが15分ほど続いた後、今度はサミーが、初めて、リーの裏門に挿入した。
サミーがアヌスを犯し、ローレルが口を犯す。これも、2人は、2分くらいずつの間隔で、交替した。どちらがどちらを担当してても、アヌスに出し入れする女の子は、リーのペニスを握り、しごき続けていた。だから、リーはずっと勃起したまま。
ようやくローレルが最初に頂点に達し、リーの顔面に白濁を発射した。ローレルは射精の後、リーの前にひざまずき、彼のペニスをしゃぶり始めた。サミーはアヌスを犯したり口を犯したりを続けていたが、その間、ずっとローレルはリーのペニスを吸い続けていた。そのサミーもようやく射精をし、リーの顔面をさらにスペルマだらけにした。そしてその直後、リーも射精を迎え、ローレルの顔に振りかけた。
最後のシーンの撮影が終わった途端、私は、撮影現場の緊張感が一気に和らぐのを感じた。誰もが、安心したようで、みんなの顔に笑顔が浮かんでいた。でも、その和やかな雰囲気は、私にはほとんど助けにならなかった。というのも、激しい最後のシーンのために、動くのが難しくなっていたから。脚の間にペニスを挟んで隠しておくのが難しくなっていたし、乳首も敏感になっていて、固くなっていたから。
マリアが私の腕に触れたときも、ハッと跳ね飛んでしまいそうになってしまった。マリアは私の状態が分かっているのか、にっこり笑顔になっていた。
「これからシャワーを浴びて、着替えをするつもり。私がそばにいなくても、一人で大丈夫よね?」
「え・・うん・・」
そう答えるとマリアはシャワー・ルームの方へ姿を消した。
マリアが去るとヘレンが私の方を見て、私の手を取った。
「ちょっと、あなたに個人的な質問をしていいかしら?」
「ええ、何?」
「あなた、女の子は好き? ・・・つまり、セックスの対象としての意味だけど?」
私はヘレンの手を握り返した。
「本物の女の子とセックスをするのが好きかどうかという質問なら、ええ、男の人とするのと同じくらい大好きよ」
ヘレンは恥ずかしそうにうつむいた。
「じゃあ、撮影の後、私とちょっと付き合うというのはどうかしら? ロマンティックなことはなしで、ただのセックスということで。この撮影のせいで、すごくエッチな気分になってしまってるの。どうしても、解放して落ち着きたくって・・・」
私はヘレンが住んでる場所を知っていたし、私の場合は、家に帰れば、とても簡単に今の状態から解放される方法を見つけることができると分かっていた。そこで私は、こう返事した。
「ぜひ、そうしたいのは山々なんだけど、マリアに車で送ってってもらうことになってるの。でも、もし、今すぐ、あなたのために私ができることがあるなら、喜んで、手助けしてあげるわよ」
私がそれを言い切る間もなく、ヘレンは私の手を取って、立ち上がり、文字通り、私を引きずるようにして、撮影場所の部屋から外に出た。