2ntブログ



シルクの囁き、ラベンダーの香り 第7章 (4) 

クリスは、ジャネットの体を反転させて前を向かせ、唇を重ねたが、ジャネットは抵抗しなかった。二人のどちらからでもなく、ジャネットのドレスは滑り降り、彼女のヒップに引っかかった後、床へ舞い落ちた。ジャネットは、パンティとストッキング、そしてハイヒールしか身につけていない。彼女は、裸の乳房をクリスの胸板に押しつけ、唇を合わせ、舌先で彼の口の中を探った。ジャネットの唇から、甘い溜め息が漏れていた。

「二階に行こう」 クリスが囁いた。

「クリス、ダメよ」 ジャネットは力弱く、否定した。

「どうして? 僕は、あなたのベッドであなたのあそこを貪りたい」

「寝室はダメなの」 弱い声だった。

「いや、僕はあなたの寝室で、したいんだ。僕の体の隣にあなたの裸の体を感じたいんだ。あなたが、もうこれ以上我慢できなくなるまで、あなたのあそこを貪りたいんだ」

突然、クリスはジャネットの脚を救い上げ、彼女の体を横向きに抱き上げた。

「いやあぁぁ!」

そして彼女の体を抱きかかえたまま、階段の方向へ運び始める。ジャネットは、彼の肩に顔を埋め、「いや、いや、いや」と繰り返すだけだった。体をよじったり逃れようとはしなかった。

二階に上がり、寝室に入った。クリスはベッド脇に近づき、優しくジャネットの体をベッドに降ろした。そして改めてベッドに横たわるジャネットを見下ろした。下着とストッキングとハイヒールだけを身につけた熟れた、美しい女性の肉体。

彼女の体を見おろしながら、クリスは、ネクタイを解き、カフス・ボタン、そしてシャツのボタンを外していった。ゆっくりと服を脱ぎながら、目の前に横たわるセクシーな体をじっくりと鑑賞した。呼吸に合わせて、あらわになった乳房が上下に波打っているし、下半身もかすかに動いていた。下着一つになった後、両手の指をパンツの腰ゴムにひっかけ、少しポーズを置いた。クリス自身を焦らす効果もあったが、ジャネットをも焦らすことになっていた。そして彼は、ゆっくりとパンツを下げていった。彼の男根が姿を現す。興奮にひくひく脈動していた。

ジャネットは、堂々とそそり立つクリスのペニスを見て、興奮による溜め息を漏らした。股間から力強く突き立ち、ひくひくと痙攣している。ジャネットは、彼にここまで許してしまっている自分が信じられなかった。この場所は、クリスとの行為を避け続けてきた唯一の場所だった。ここへクリスを入れてしまったら、多分、彼を押し止めることはできなくなるだろうと感じていた。一線を越えてしまうだろうと。ジャネットが見守る中、クリスは一歩一歩、ベッドへ近づいた。歩みを進めるたびに、彼の勃起が上下に大きく揺れた。

クリスはベッドに這い上がり、ジャネットの体に両腕を回し、抱き寄せた。彼女の豊かな乳房が裸の胸板に押しつけられる甘美な感触に、おのずとうめき声が漏れる。二人の唇が重なり合い、熱のこもったキスが始まった。クリスはジャネットの背中に両手を這わせながら、囁いた。

「ああ、肌がとても気持ちいい」

次に、頭を下げ、彼女の胸へとキスをしていく。やがて、クリスの唇は、柔らかい白桃の頂上に、固い乳首を捕らえた。

クリスは、ジャネットが胸を口に押しつけてくるのを感じた。同時に、彼女の喘ぎ声も聞える。一方の乳首を口に含みながら、もう一方の乳首を、小石のように固くなるまで、指でもてあそび続けた。しばらくそれを続けた後、熱く火照ったジャネットの肌に唾液の道を残しながら口をもう一方の乳首に移動し、同じことを繰り返した。

「クリス・・・こんなことはすべきじゃないわ」 ジャネットは、そう言いつつも、彼の頭を手で押さえ、自分の胸に引き寄せた。

クリスは一旦、頭を上げ、ジャネットの瞳を見つめた。そして彼女の下着に手をかけた。

「・・・やめて」

ジャネットは眼を閉じ、喘ぎ声で訴えた。しかし、クリスの手を止める動きはしない。クリスの手により、濡れた下着がゆっくりと降ろされていく。

ジャネットが再び眼を開けると、クリスが奪った下着を、口元に持っていき、股間の部分から豊富な湿り気を啜っているのを見た。その後、クリスは唇を彼女の唇に重ねた。ジャネットはクリスの唇に、自分の味を味わうことができた。

突然、クリスが体を反転させ、ジャネットの上にのしかかった。二人の体が、肩から脚まで、重なり、触れ合う。ジャネットは、クリスの勃起が生肌の腹部に押し当てられるのを感じ、泣きそうな声で言った。

「クリス、お願い・・・」 

徐々に彼の勃起が下へ動いていき、それが出すプレカムを肌に塗りつけていくのを感じ、興奮の震えが電流のように彼女の全身を走る。

クリスは、腰を少し浮かし、勃起の位置を整え、ジャネットの膨らんだ唇へと滑らせた。

「クリス、ダメ・・・いけない・・・」

「感じたいんだ。触れさせて、お願いだから」

「だめよ、ダメ、ダメ・・・」 ジャネットはか弱い泣き声をあげた。

ジャネットは、クリスの熱く膨らんだ頭部が、濡れた内側の唇に強く押し当てられるのを感じ、息を飲んだ。

「ダメなのに・・・」

だが、彼女の腰は、言葉とは裏腹に、かすかに持ち上がり、その動きのために、大きな侵入者を割れ目の間に収める形になってしまう。亀頭を捕らえた彼女の陰部の唇が、無意識的に、ヒクヒクと痙攣し始めた。自分の体が勝手に反応するのを感じ、ジャネットは切なく溜息を漏らす。

「ああ、クリス・・・」

一方のクリスは、愛しい年上の女性の陰部が自分に反応し、あたかも、自分の体の中に彼の分身を吸い込もうとしているように、ヒクつくのを感じ、切羽詰った声をあげた。

「うっ、ああ、いい・・・」

頭を引いて、改めてジャネットの顔を見下ろし、彼女の瞳に淫らな光が浮かんでいるのを見た。頭をしきりに振って、「いや」と訴えているにもかからわず、体の方は、「やって」と言っている。

クリスは再び頭を下げ、彼女の唇に唇を重ねた。舌をジャネットの口の中に差し込みながら、腰も同時に沈めた。力を込めて、ジャネットの暖かい体の中に滑り込む。

「んんん・・・・・だ、だめえぇぇぇぇぇ!」

ジャネットはクリスに口を塞がれながら、喘ぎ、叫んだ。彼の大きな武器により、あそこの肉壁がめりめりと広げられていくのを感じた。

クリスは、ジャネットのあそこの狭さが信じられない思いだった。子供を生んだことを考えると、なおさら信じられない。より深いところに行くために、彼は、予想以上に強く押し込まなければならなかった。しかし、中に進むほど、ジャネットの暖かい内部の肉壁が彼の肉竿を優しくうねうねと愛撫し、より濡れた奥へと導き始めるのを感じた。

ジャネットはクリスの愛の器官が半分ほど入り込んだのを感じ、観念したような叫び声を上げた。

「あっ、あぁぁぁぁぁぁ・・・」

両腕が勝手に伸びていき、クリスの肩を包んでしまう。そして、抵抗を諦めたのか、両脚も、クリスの若々しい腰を挟みこみ、かかとを使って彼の下半身を自分に引き寄せていた。

その反応を受けて、クリスは一気に根元まで体を埋め込んだ。

「あああ・・・」

喜びと安堵にみちた溜息が漏れる。彼は、自分が本当にジャネットの体の中に入っていることが信じられなかった。ペニスが、憧れの熟れた女性の甘い蜜にどっぷりと浸っているのを感じる。動いてしまうと、拒否されるのではとの不安から、クリスは、甘蜜に浸ったまま動かずにいた。動かずにいると一層はっきり分かるのだが、ジャネットの膣の内壁が、何かを求めているように、うねうねと蠢いているのを感じる。


[2008/02/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する