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ポルノ・クイーンの誕生 第4章 (19) 


ノックの音に、私はすぐに服を着たいと思ったけれども、マリアが、私を止め、「誰?」と訊いた。トレーシーが頭だけ出して部屋を覗き込んだ。

「ディナーが届いたわよ。マークも帰ってきたし。だから準備ができたら出てきて。あ、それと、あんまり着飾らなくていいわ。ローレルと私はパンティとローブだけだし、あなたたちも同じでいいはずよ」

「すぐに行きます」 マリアがそう答えた。トレーシーがドアを閉めると、私に向かって、「もう一度、体をきれいにしたら、だけどね」 と言った。

私はマリアともう一度バスルームに入り、私がアヌスをもう一度洗浄した後、2人で一緒にシャワーを浴びた。その後、2人とも軽くお化粧をし、着替えをした。私はタップ・パンツとローブを着た。もっとも、ローブの下には、ブラジャーと、偽乳房とTシャツを着たけれど。私は、今や、偽乳房をつけずに部屋の外に行くのは、気分的に居心地が悪くなっていた。

ダイニングでは他のみんなが私たちが来るのを待っていた。マークはいつものようにテーブルの先頭に席取り、トレーシーは末席に座っていた。ローレルはマークの左側に座っていて、私とマリアはローレルの向かい側に座った。私はマリアとトレーシーの間に座った。腰を降ろす時、トレーシーが私の手を握った。

それぞれの食器に料理が盛られるのを待って、マークが口を開いた。

「君たちの今週分の給料と、今日の撮影分の給料の小切手だ。特に、ステフィー、今日は手伝ってくれてありがとう。君の手伝いがなかったら撮影を終えられなかったと思ってるよ」

マークはマリアと私に2枚ずつ小切手を渡した。この時はマリアは小切手の額を覗き込んだ。少なくとも撮影に対してもらった額を確かめていたと思う。私も自分のを見てみた。最初のはメイドの仕事に対しての報酬で、500ドルから税金分を差し引いた額だった。2枚目の小切手を見て、その額に驚いてしまった。750ドルから税金分を差し引いた額だったから。

これは間違いだと思った。こんな多額のお金に見合うことは何もしなかったから。

「マーク、私、これ間違いだと思うんです。今日、私がした、些細な仕事にしては額が大きすぎると思うの」 そう言って小切手を返した。

マークは額面を見ることすらしなかった。

「マイクはしっかりしてるから、間違いとは思わないね。フラッファーの仕事に対して、750は相場だよ」

「今日の仕事に対しては、凄い大金のように思えるわ。私、こんなにたくさんもらうのに値しないと思う」

「アハハ! そういうことを、これで生計を立てている人の前では言わない方がいいな。不十分だって苦情をいうのが大半なんだから。だが、真面目な話し、今日の君は重要な役割を果たしたんだよ。他に2人女の子がいたんだが、体の具合が悪いので休むと言ってきたんだ。その時には、この映画を撮るのに2日間掛かると思ったよ。もしそうなったら、カメラ要員と照明要員にもう1日分余計に賃金を出さなければならなかったんだ。だから、煎じ詰めると、君は今日、うちの会社が数千ドル、余分に出費するのを防いでくれたんだよ」

私はまだ納得していなかったけれど、マークは頑固にお金を受け取らないだろうから、お金を返す方法はなかった。

「まだ、どこか間違っていると思いますが、ありがとうございます」

と、最後に言って受け取った。マークはまた、笑った。

「アハハ。どういたしまして。もし、もっとお金を稼ぎたかったら、次の映画の時には、有能なフラッファーとして働いてくれてもいいよ。ここにいるローレルには今月、もう2本やってもらう契約をしているんだ。その2本の両方でステフィーも働いてくれてもいいよ」

本来、露骨に大喜びすべきじゃないとは分かっていたけど、私は、どうしても喜びを隠すことができなかった。それに豊胸手術を受ける時に、そのお金を使えるかもしれない。

「トレーシーさんがよければ、ぜひ、させてください」

トレーシーは私の手を取って言った。「私なら、あなたがここでの仕事をこなしてくれる限り、問題ないわ。まあ、どうであれ、家の掃除をきちんとしてくれていたらお給料をあげるから」

「ここでのお仕事はきちんとします。約束します」

トレーシーは私の手を握り、「あなたならちゃんとできると分かってるわ」と言った。

その夜は、マークとトレーシーにとって2人だけで愛し合うラブ・ナイトとなった。後で知ったことだけど、マークが撮影をした日はいつも必ず、ラブ・ナイトになるらしい。多分、マークは、日中、撮影で見たいろいろなセックスに刺激を受け、彼が一番愛している人と2人っきりになりたくなるからだろうと思う。

トレーシーとマークが寝室に入った後、私とマリアとローレルの3人で、2時間くらいテレビを見て、その後、眠ることになった。その夜は、ローレルは、私のベッドで、私とマリアと一緒に寝た。私は両方から満たされ、楽しい時を過ごした。最初、私はローレルの18センチのクリトリスをおしゃぶりしながら、マリアに後ろからしてもらった。その後は、マリアで、私が口を、ローレルが彼女のアナルを楽しんだ。最後は、マリアとローレルが69の体位で互いのクリトリスをしゃぶりあって、私はローレルのあそこに出し入れをしていた。最後には3人とも眠ってしまったけれど、私はマリアの乳房に顔を埋めていて、ローレルは後ろから私に抱きついて眠っていた。


[2008/03/06] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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