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誰とやったか知ってるぜ 第2章 (2) 


「グラフ先生? じゃあ、あの後、先生は独りで帰るわけにはいかなかったということかな? 警察を関与させなきゃ気がすまなかったと? あんたは一体何を考えたいたんだ? 俺があんたの人生を破滅されられることが分かっていなかったのか? お前にできることは、俺がお前にやったことを受け入れ、その思い出を大切に温めることだけだったのだよ。そうすれば、俺と2度と係わらずに済んだのにな。なのにそれをしなかったし、できなかった・・・」

「・・・だが、グラフ先生。今日は先生には運が良い日だったな。先生にもう一度、授業をしてやろう。この金曜日の夜、先生の旦那が出張で外泊するのは知ってるんだ。それが、何を意味するか分かるだろう? 俺が先生の家に出向いて授業してやるということだ。先生の家でな! 警察は呼ばない方が良いぜ。そうしたら、絶対、あんたの小さな秘密を撒き散らしてやるからな。去年の夏、自分の生徒とやりまくったなんてこと、旦那に知られたくないだろう? 教育委員会にも知られたくないよな・・・」

「・・・明日、先生はもう一通、手紙を受け取る。俺が先生の家にいく前日だ。この手紙も含めて、両方の手紙にある指示に忠実に従うことだ。さもなければ、先生の人生をボロボロにしてやる。旦那の職場に、俺と先生がやりまくってるのを映したビデオを送られたくないだろう・・・」

「・・・今夜9時、先生は、この手紙の内容を完全に理解したことの合図として、玄関のポーチ・ライトを点けること。電気がついてなかったら、俺はすぐに何箇所かに電話を入れる。そうなったら困ることになるだろうな。・・・追伸:『今年の最優秀教師』賞の受賞、おめでとう。ある意味、皮肉だよな。今は、俺が教師でお前が生徒のようなもんだから」

俺は文面を読み返し、プリントアウトした。先生の家の住所もシールにプリントアウトし、封筒に入れ、切手を貼った。靴を履きながら、思わず顔に笑みが浮かんだ。何日か後に、またグラフ先生の熟れた女肉を楽しめることになりそうだ。

外に出て、自転車に乗り、狂ったように漕いで郵便局に行った。係りの人に渡し、すぐに家に戻った。

自分の部屋に戻って、邪悪な計画についていろいろ考え始める。どうすれば、先生をこれまでにないほど燃え上がらせることができるか? この前は、先生は11回もいきまくった。まさに連続発火したような感じだった。今回は、前回を上回るよう、先生が限界を超えるような何かを考えておかなければならない。あまりにも激しく、タブーに満ちている何か。それによって先生が繰り返しクライマックスに達せるような何か。ベッドに寝転がりながら、俺は究極の計画を思いつき、にやりと笑った。

[2008/03/19] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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