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ポルノ・クイーンの誕生 第5章 (3) 

私が返事をする前に、ヘレンは腰を上げ、私のクリトリスをあそこに咥え込んでいた。彼女は、月曜日の時と同じくらい熱く燃えていた。ヘレンがゆっくりと腰を沈めてくるのを受けて、私は、ただ、喘ぐことしかできなかった。

月曜日の時にはヘレンは激しく、速い行為を求めていたが、今日は、それとは違って、ゆっくり、落ち着いたセックスをした。上下に体を動かしながら、腰をゆっくり回転させるように動く。私に与えている濃密な快感をできるだけ長く持続させようとしていた。私は、あまり長くは持たないと思っていても、ヘレンは、長続きさせる方法を知っているようだった。

どのくらいセックスをしていたか、私には分からない。ヘレンは数回オルガスムに達していたが、それでも、私のことを限界ギリギリの状態に保ち続け、決して、限界を超えるところまでは行かせてくれなかった。だけど、どんな良いことにも必ず終わる時が来るもので、それは私たちが行っていたことにも当てはまる。永遠とも思えるような長い時間の後、とうとう私は、もう持ちこたえられないところに達し、ヘレンの中に噴射を始めた。その時のオルガスムは、それまでの経験では一番長く続いたオルガスムだったように思う。体の中のすべてが噴出して行ったように思えた。

よく分からないけれども、射精後、私は気を失っていたようだった。目を開けると、ヘレンは私の上に覆いかぶさっていた。彼女は私の意識が戻ったのを見て言った。

「気がついたようね。あなたは、もう今夜はずっと眠り続けてしまうんじゃないかって心配になっちゃった。大丈夫? 私、相手のオルガスムを先延ばしにすることができるんだけど、それをすると、いざオルガスムになると、ちょっと強烈すぎるものになってしまうことがあるらしいの。自分でも分かってるんだけど」

「すごかったわ。あんなに長くギリギリの状態にされられ続けたことなかったもの。どうやるとできるの?」

ヘレンはくすくす笑った。

「正直言って、私にも本当のところは分からないの。ただ、撮影での仕事の時に思いついたトリックを使うだけ。勃起させなければならない男優たちの中には、とっても難しい人もいて、そういう人たちには、いっぱいお世話をしてあげなければいけないのよ。私のあそこの筋肉がペニスを包むときの包み方に大きな関係があるのは分かってるけど、どういう風になってるのかは説明できないわ」

私はヘレンを抱きしめキスをした。 「まさに才能に恵まれているのね」

「ありがとう。あなたも素晴らしいわよ。男の中には、女が、ああいう風にオルガスムをコントロールするのを嫌う人もいるの。私が何か彼らの弱点を握ってるように脅威を感じるらしくて、コントロール権を手放したがらないの。マッチョ心理のようなものね」

「うふふ。その点なら私にはまったく問題がないのは確か。だから、いつでも気が向いたときに、アレをしてくれていいわ」

ヘレンの顔を見ると、顔が愛らしくピンク色に染まるのが見えた。彼女は、恥ずかしそうに言った。

「・・・私、月曜日にセックスの後にあなたがしてくれたこと、してくれないかなと思ってるんだけど・・・だめ?」

「あなたのあそこをきれいにしてあげることのこと? だったら、むしろ私の方がお願いしたいことよ。じゃあ、体の向きを変えて」

私は、ヘレンに、仰向けになるように言ったつもりだった。その方が、ヘレンは楽な姿勢になると思ったから。だけど、彼女は違った風に取ったようで、後ろ向きになって、私の顔の上にあそこを降ろしてきた。この姿勢は私も良かった。実際、こういう姿勢の方が好きだから。この姿勢だと彼女の中に入っている体液がすべて簡単に外に流れ出てくると思うから。

[2008/04/09] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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