私はカメラをムービー・モードにセットし、録画ボタンを押した。レンズを彼女の美しい顔に向けてから、ゆっくりと下へ移り、私たちふたりのパンティに包まれた部分を写した。彼女の顔を撮るとき、私は、彼女の上で腰をゆっくりと回しながら、彼女に誘惑的に舌なめずりして見せるようにさせた。
「今度は、こういう風に想像して欲しいの・・・。私の方がペニスを持っている人になっていて、あなたを貫いている風に・・・」 そう言って私は彼女の上、上下に動いた。「・・・ねえ、想像できる?」
「ああ、できる」
彼女は目を閉じ、うめき声を上げた。そして腰を突き上げ、私のさらに奥に入れてきた。私の方は、彼女と私でダブル・エンデド・ディルド(
参考)を使っている光景を想像し、私自身もうめき声を上げていた。
「私のペニスがあなたのバギナに入っているのを感じる? ヌルヌルと出たり入ったりを繰り返しているの。出たり、入ったり・・・」 ため息混じりに彼女に話し続けた。2人とも互いに股間を押し付けあっていた。
「全部、受け入れるのよ。バギナにも入れてもらうし、口にも入れてもらうの!」
私はそう言って、まだ録画を続けているカメラをナイト・スタンドの上に置いた。レンズは、ナイロンに包まれた私たち2人の体に向けられている。私が彼女の上に覆いかぶさっている形。私は彼女の美しい唇にキスをしている。私は、舌を丸め、できるだけ固くして、彼女の口の中へできるだけ深く、奥へと突き入れ始めた。夫は、私の丸く固く尖らせた舌を受け入れ、夢中になって吸い始めた。それと同時に腰を激しく突き上げ始める。私は、彼が私になって、私が彼になっている想像をしていた。彼が腰を押し上げてくる度に、私も対抗して強く腰を打ちおろした。
私は、2人がつながっている部分の下に手を伸ばし、中指を彼の肛門に入れた。指が届く限り奥へと入れた。私が彼に指を入れたのを受けて、彼も手を伸ばして私に同じことをした。指をできる限り奥へ押入れる。そして、半分ほど出しては、また入れる動きを始め、人差し指で私のアヌスを犯し始めた。私も同じことをしてあげた。やがて、私がもはやこれ以上、持ちこたえることができないと感じたとき、彼の方も背を反らせ、声を上げながら、股間を強く突き上げた。文字通り、上に乗っている私の体ごと宙に浮いていた。彼のお尻の頬肉とアヌスが強くすぼまり、私の指をひねりあげた。彼女のペニスから出た液体が私の子宮から溢れるのを感じ、それがきっかけとなって私も絶頂に達した。私が出した精液で彼女を満たしている感覚になる。私のペニスが彼、いや彼女の中で爆発的に放出を始めた感覚。
私は、「ああ、いい!!!」 と叫び、止めていた呼吸を再開し、それから彼の口に再び舌を突き戻した。彼の喉奥に届かせようと、舌を突き伸ばした。夫は私の舌を吸い、小刻みに体を震わせながら、幼い女の子のような弱い泣き声をていた。私の可愛い彼女。彼の突き上げていた腰から急に力が抜け、がっくりとベッドに降りた。私は舌で素早く彼の口の中にモップがけをし、舌を出し、彼のピンク色の唇を舐め、愛おしげに股間を彼の今や柔らかくなったペニスに押しつけた。
「これで、もう眠れるわね」 性的興奮に上気しながら、呟いた。
「そもそも最初から目覚めていたのかどうか分からない。それに、これがただの淫らな夢だとして、この夢から覚めたいかどうかも分からない」
「私のセクシーな可愛い娘ちゃん、これは夢じゃないわ。それに明日になれば、目が覚めたいと思うはず。今回のことで、私、ちょっと面白いことを思いついたから」
「これよりすごいことなんてありえないよ」 夫はそう言って改めて体を横にした。セックスの匂いと香水の香りが彼から漂ってきた。
「あら、私はそうは思わないわ」 笑みを浮かべてそう言い、手を伸ばしてカメラのスイッチを切り、ベッドサイドの明かりを消した。
「私たちには、この先まだ何年も夫婦生活の時間があるのだもの」
二人、それぞれ満足した溜め息をつき、まくらに埋もれるように頭を休め、眠る態勢に入った。私は、これから先、私たちを待っている楽しい日夜のことを考えながら、眠りに落ちた。