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バースデイ・プレゼント 第10章 (7) 


ドナは、両腕を広げて僕を抱きよせ、恥丘をサテンのドレスに包まれた僕の恥丘に押しあて、ディープキスをしかけてきた。彼女の口紅に輝く唇が僕の唇と重なり合い、二人の舌が絡み合う。

しばらくキスを続けた後、ようやくドナはゆっくり僕から離れ、僕はキスの間、まともにできなかった呼吸をするため、息を切らせた。ドナは、脱ぎ棄てた僕の衣類を拾い上げ、シューズ・ショップでの買い物の時にもらった大きな紙袋に、それを入れた。

「来て! 自分でも見てみるべきよ!」

ドナは僕を引っ張って、試着室から出て、鏡の前に立たせた。鏡を見た時の感情には、どう表現してよいか分からない。実にセクシーで、実に劇的。その気になれば、「プレーボーイ」誌のグラビアに出られたかもしれない。

女性の服に着替えながら、僕はむしょうにドナと愛し合いたいと思っていた。いや、もっと言えば、ドナ、ゲイル、そしてジェニーのすべてとセックスをしたくなっていた。さらに、鏡に映った自分の姿を見て、このビクトリアとも、この、僕が知るうちで最もセクシーで美しい女性ともセックスしたいと、むしょうに衝動が込み上げてきたのだった。

パンティの中、勃起が怒り狂い、下着の生地を強く押し上げているのを感じた。美しいドレスの流れるように軽い襞が気ままに風にたなびくだけで、僕の下半身の状態が他人に見え、僕は恥ずかしい思いをしてしまうことだろう。下着は、スカートの生地を通してかすかに透けて見え、そこから延びる脚は、自分の脚ながら、美しく長く伸び、足先のネイルを塗ったつま先がストッキングに包まれたまま、足先が出ているハイヒールの先で顔を出し、実に洗練されて、かつセクシーに姿を見せている。

この勃起を逆向きにして、自分自身のバラのつぼみに突き入れることができたらいいのに、と本気で思った。それほど、このビクトリアが欲しくてたまらない気持だった。

ドナは、僕の状態を察しつつ、僕の手を取って、店内を見回した。少し近寄り、もう一方の手でドレスの上から軽く僕の股間を撫で、耳元に囁いた。

「まだ、ダメ。まずは、写真を。あなたの素敵な姿を後になっても思い出せるようなものが、ぜひとも欲しいの。その後、あなたを家に連れ帰って、あなたが失神してしまうまで、激しく犯してあげるから待ってて」



[2008/07/27] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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