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無垢の人質 第2章 (5) 


「お願いです。頼んでいるのです。どうして、あなたは、こんな恥知らずなことをしなければならないのですか?」

そう、そう声を上げるものの、レオンの手に触れられ、身体が勝手に震えてしまう。イサベラは、そんな自分の身体が憎たらしかった。

「イサベラ、女になる悦びを経験することは恥知らずなことではないのだよ。19歳になるお前の身体は、すでにかなり前から、男を体内に迎える準備が整っているのだ。わしは、お前に、男を愛する方法を教え込んでやろう。楽しませてもらうぞ」

レオンは、話しながら、両手をイサベラの肋骨に沿って滑り上げ、クリーム色に盛り上がる小さな肉丘を手で包んだ。その形を楽しむように、手のひらに馴染ませ、揉みあげる。さらに柔肉を握って、頂上部をぷっくり盛り上がらせては、顔を寄せ、左右交互に、羽毛で撫でるように、舌先でなぞり上げた。愛撫を受け、バラ色の乳首は、しわを浮かべてキュッとすぼまり、ツンと固くなった。レオンは、おもむろに、乳首を口に含み、優しく吸い、そして舌でこね回した。その刺激が、快楽の弓矢となって、イサベラの震える太腿の交点へと飛んでいく。

レオンの手が、広げられたままの彼女の脚の間へと滑り降りた。熱を帯びた口で乳房を愛撫しつつ、同時に、彼女のその部分を優しくほぐし始める。時たたずして、イサベラは身体の中から、ある種の緊張が高まってくるのを感じた。ひとりでに左右のつま先が内側に反り返り、腰が浮き上がっていく。

レオンは、背を丸めながら、彼女に覆いかぶさり、同時に肉柱のぷっくり太った頭部を、しずくを湛えた彼女の入り口にあてがった。それを感じ、さらに押し込んでくるのを感じ、イサベラは、弱い泣き声を上げた。

恐ろしいほど固い肉棒が、彼女の未踏の肉層を突き進んでいく。イサベラは、レオンのそれが徐々に滑り込み、痛みをもたらしながら、ぐいぐいと内部を押し広げてくるのを感じた。抗おうとしても、両手首を拘束しているスカーフが、キリキリと結びを固くするばかりで、レオンの獰猛な侵入を防ぐことには何の役にも立たない。

そして、とうとう、レオンは、イサベラの完全な所有を妨げていた、脆弱な皮膜を突き破り、さらには、哀れなイサベラに慈悲を恵むことなどせず、そのまま一気に根元まで、狭く熱い肉筒に剛棒を沈めたのだった。イサベラの悲痛な叫び声が部屋に轟く。

イサベラの悲鳴は一度だけではなかった。レオンが動き始めたのを受け、続けざまに哀れな叫び声を轟かす。レオンの指と口によってもたらされた快感は、あっという間に消えてなくなった。レオンは、容赦なく、長く獰猛なストロークで彼女に出し入れを始めたからである。

イサベラの目からは、男根で女陰を広げられ、みっちりと埋め込まれることの、想像を超えた痛みに、涙がぽたぽたと滴り落ちていた。だが、この若い肉体を我が物にしようとするレオンに、激しく獰猛な打ち込みにより、際限なく、深々とえぐられ続けているうちに、その痛みは、ゆっくりとではあるものの、白熱した炎のような痛みから、鈍くズキンズキンと脈打つ痛みに変わり始めていた。

「わしにあらがうのではない。リラックスするのだ」

レオンは、かすれた声で呟いた。容赦ない打ち込みを続け、彼はますます頂点に近づきつつあった。絶品とも言える狭い美肉が、愛液に濡れ光る彼の剛直を恐ろしいまでに締め付け、ねっとりと咥えて離さない。その感覚に、レオンは自己制御を保ち続けることが、もはや、できなくなっていた。


[2008/07/28] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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