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デス・バイ・ファッキング 第3章 (4) 

残念だが、僕はエッチな気分になっていなかった。たった2分ほど前に、人生で最大の性経験をし終えたばかりだったのだから。どうしてエッチな気分になどなれよう。むしろロマンティックな気持ちになっていた。

ディアドラの顔を両手で挟み、左右の頬に優しくキスをした。それから唇にも。全然せかす雰囲気がない、力を抜いたキスだ。身体よりも心に染み入り、ゆっくりと心に火をともすようなキス。

唇を這わせて、喉の方へ降り、首筋にキスを始めた。ああ、なんて美しい首筋なのだろう。あの首筋に唇を這わせ、チュッチュッと吸い込む動きを繰り返した。この美しい首を吸い取り、自分のものにしようとして。ふと、この35歳の魅力的なビジネス・ウーマンの首に、かなり濃いキスマークをつけてしまったことに気がつき、ようやく僕は我に帰り、吸引の力を弱めた。

だが、ディアドラは気にしていないようだった。目を閉じたまま、愛らしい顔に疲れたような、柔らかい笑みを浮かべている。

顔を、さらに胸の方へと降ろしていく。とうとう、乳房にたどり着いた。小ぶりだが、完璧といえる形。シャンパン・グラスのモデル(参考)とするなら、マリー・アントワネットよりも彼女の方が相応しい。丸く、柔らかで、白く、完全に対称的だ。その頂点にある濃い色の小さな乳首。まさに吸いやすい形とはこのことだ。僕は、自分がすでに死んでいて、今、天国にいるのじゃないかと思った。

その乳房をむさぼった。あの完璧な乳首に、優しく愛撫を繰り返した。しっとりと舐めたり、軽く噛んだり、それから強く吸ったりと。この頃までには、さっきのセックスはすでに記憶から消えていて、僕のペニスは再び石のように固くなっていた。

一方、ディーディは、穏やかで嬉しそうな顔をしながら横たわったままで、僕がじっくりと彼女の肉体を崇拝するのを許してくれていた。ただ、僕が乳首を甘噛みした時、彼女が身体を震わせ、胸を僕の口の方へ押し上げるのを感じた。

名残惜しかったが、何とか自制して、ようやく彼女の魅惑的な乳房から離れることができた。引き続き、キスをしながら下へと降っていき、今度はおへそにたどり着いた。ディアドラは、へこみへそ(参考)をしていた。ディアドラのことについて、何もかも僕には強い印象を与えてくる。彼女のおへそは最高に官能的だ。

彼女のおへそを見ながら僕は前に読んだある学説を思い出した。理にかなった説で、ある意味、僕は信じていると言って良い。その学説とは、すべての霊長類のオスはお尻好きという説だ。こんな風に端的に言ってしまうと、まるで学説っぽく聞こえないとは思う。だが、それが意味することとは次のようなことなのだ。霊長類のメスは、尻を赤く腫れ上がらせることによって、自分がセックス可能になっていることを示すのが一般的である。オスは、メスがその気になっているときにはいつでもセックスをしたいと思っているので、常にメスの尻の状態に注意を払っている。しかし、この原則の例外としてホモサピエンスがいる。人類に進化する過程のどこかで何かが起きた。多分、一夫一婦制の絆に関係する何かだろう。ともかく、人間のメスは年中セックス可能な状態になったのである。では、人間のメスは、常時セックス可能である事実をどういう風にオスたちに示すように進化したのだろうか。その答えはと言うと、人間のメスは全身に擬似的なお尻を持つよう進化し、それによって常時セックス可能であることを示すようになったと言うのである。擬似的お尻として、女性のかたの柔らかな丸みを見てみると良い。女性の乳房の丸さ、谷間も擬似的お尻。膝もそうだ。屈んだ姿勢になり、両膝を一緒に合わせて抱えると、小さなお尻のように見える。すべての霊長類のオスはお尻好きであり、人類のオスも例外ではないのだ。

この学説のことを思い出してディアドラのおへそを見ると、僕には、彼女のおへそが、実質上、2つ目の女陰のように見えたのだった。僕は舌を使って、この擬似的女陰を攻撃した。舌をペニス代わりにして抜き差しを繰り返した。ディーディのお腹に、このようにしてキスをしながら、両手はあの素敵な乳房を揉み続けていた。時々、優しくセクシーな乳首をつねったりする。

それから僕はさらに下方に滑り降り、ディアドラの脚の間に身体を割り込ませた。そして、口をおへそから下へとずらせて行く。

ようやくディーディが目を開けた。何か不安そうな顔をして僕を見ていた。

「待って、アンドリュー。 あなた、そこに行くべきじゃないと思うんだけど・・・」

[2008/09/18] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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