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無垢の人質 第3章 (4) 

イサベラは身体を離そうとしたが、レオンが陰険に目を細めるのを見て、たじろいでしまった。唇を噛んで、堪える。

「わしに盾突こうとするのではない。常にわしが勝つことになるのだから」

レオンは、そう言いながら、イサベラの敏感なうなじに手を伸ばし、彼女の髪の毛に長い指を絡ませた。そして、無慈悲にも、ぐっと力を入れて髪を下に引っ張ったのだった。

突然、髪の毛を引っ張られ、苦痛を訴える弱々しい声がイサベラから漏れた。この痛みから逃れる方法は、両膝を曲げることしかない。レオンは、手の力を加減して、イサベラの姿勢を思いのままに操った。彼女は、否応なく、椅子に座るレオンに両脚を開いてまたがり、両膝で彼の腰をきっちりと挟む姿勢を取らされたのだった。

レオンの股間はますます張り詰めてきており、そのすぐ前で太腿を大きく開き、秘部をさらけ出すことになってしまっている。

このような姿勢を取らせてもなお、レオンは彼女の髪を離さない。さらに強引に髪を引っ張り、イサベラの顔を自分に引き寄せた。彼が着ている軍服の柔らかい生地で、すでに固くなっているイサベラの乳首を擦る。と、同時に、唇を彼女の唇に押し付け、強引にキスをした。まるで懲罰を加えているようなキスだった。

むさぼるようにイサベラの唇を奪う。歯で彼女の下唇を噛み、引っ張る。イサベラが、唇を引っ張られ、その痛みに声をあげ、口をあけると、レオンはすかさず、舌を彼女の口の中へ突き入れ、熱くぬめった彼女の口内を這い回った。

もう一方の手は、イサベラの尻の丸みを擦り、さらには、その尻頬の谷間に滑り込んだ。そして、さらに、とろけ始めた美肉の峡谷を進み、その先にある、悦びをもたらす一粒の真珠にたどり着いたのだった。早速、巧みな指使いで、その、ひくつく肉芽を弾き、撫で、軽く叩き始める。

「ん、んんーッ!」

イサベラは、口を塞がれたまま、悩ましげな声を上げた。レオンの邪悪な指による侵入を防ぎたいのに、両脚を閉じることができない。

「ふーむ。どうやら、お前はこうされるのが好きなようだな。違うか、盛りのついた子猫よ?」

やがてイサベラは、レオンの手に踊らされて、腰を蠢かせ始めていた。指で、あの秘密の場所の中を探られ、かき回され、こねられる。それにより、下腹部の奥で、妖しい、恥知らずな興奮が高まってくるのを感じていた。

ふと、レオンの指が引き下がっていくのを感じた。

「んんッ! んん、んんッ!」

イサベラは、キスをされた口のまま、苦情を言うような声を上げた。だが、その後、また指が彼女の入り口を擦るのを感じた。そして、すぐにまた中に入るよう、イサベラ自身がその指に向かって腰を沈めたのだった。

だが、その時になって、彼女は恐怖の事実を悟ったのだった。中に滑り込もうとしていたのは、指ではなく、彼女が恐れる太く勃起した肉塊だったのである。

イサベラは、沈めかけた腰を途中で止め、身体を強張らせた。レオンにまたがったまま、あの肉棒の先端部だけを中に入れたまま、そこで止まる。

「わしのすべてを中に飲み込むのだ」

レオンは命令した。手でイサベラの絹のような背中をさわさわと愛撫しながら。

[2008/10/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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