ビリーは、見ていて、ほとんど立っていられなかった。男が妻にまとわりついているのを見ながら、ブリイと一緒に帰れるチャンスがあった時に、ここを出られたら良かったのにと後悔した。いま、ジョーンズは、ビリーがずっと待ち望んでいたことをしようとしている。ブリイとのセックスだ。
ジョーンズはブリイのショートパンツを脱がしにかかっていた。ブラジャーとマッチしたパンティが姿を現す。
「ゆっくりと回って見せろや。ここにいる男たち全員に、お前の前も後ろもよく見てもらうんだ」
ブリイが、おどおどと一回転して見せると、ジョーンズは、彼女をビリヤード台へと連れて行き、彼女を抱え上げて、台の上に乗せた。指で合図を送って、ブラジャーとパンティを脱ぐように指示する。だが、ブリイは、ジョーンズが望んでいることを理解できなかったか、あるいは、従いたくなかったのか、何もしなかった。
その結果、ジョーンズは、乱暴にブリイのブラを掴み、ぐいっと下にさげて、胸を露わにした。ブラからはみ出た豊満な乳房が顔を出した。
「わ、分かったわ。自分でするから」
かすれた声でそう言い、ブリイは自らブラを外し、そしてパンティも脱ぎ捨てた。
全裸になったブリイは、改めて、部屋にいる男たちを見回した。誰もがじろじろと自分の裸を見ている。そして、ビリーと視線が会った。
「ごめんよ、ブリイ」
ブリイは、泣きそうな顔で、激しく頭を振った。「違うわ。全部、私のせいなの」
二人の会話を無視し、ジョーンズがブリイの肩に手をかけ、そのまま、仰向けに押し倒した。それから腰を引き、露わになった股間がビリヤード台の端に来るようにさせた。ぐいっと両腿を割り、大きく開かせる。そして自分のズボンを降ろした。パンツの中から、かなりのサイズのペニスが出てきた。
ジョーンズは、自分で、しこしこと数回擦った。充分に勃起するのを待つ。亀頭からプレカムの滴が出てくると、ブリイの陰部にぬるぬると擦りつけた。ブリイ陰部は、すでに愛液で濡れているではないか。すでに興奮してるのか。ジョーンズにとっては嬉しい驚きだった。
だが、それはジョーンズの間違いだった。その湿り気は、前にモーテルでビリーと絡み合った時の名残だったのである。
ともあれ、ジョーンズは、その巨根でブリイの陰部を突き始めた。入り口をちょっと突いては、砲身で濡れた陰唇をなぞり上げる。
ブリイは、ジョーンズがすぐに挿入してくると感じ、股間に目を落とした。そして、泣きそうな声を上げる。
「ああ・・・ビリー、見て・・・この人、コンドームをつけてない!」
ジョーンズは、依然として、亀頭でブリイの陰唇を擦り続けていた。彼は、少し様子が変だと、驚いていた。ブリイが逃れようとしていない点だった。彼女はこのように犯されることを望んでいないはずなのだが。ひょっとすると、このセクシーな女の中には、淫らな欲情が隠れているのかもしれない。それは、やがて、この女の理性を上回り、裏切り始める可能性がありそうだ。
ジョーンズは、自分の興奮がピークへと高まっていくのを待ちながら、依然として、ブリイを焦らし続けた。こんな、信じられないほどいい女とやったことはない。綺麗で愛らしい顔と、やりごたえがありそうな、見事なボディ。まさに完璧だ。