「できません!」
イサベラは叫んだ。予想される痛みが恐ろしい。それに、快感を味わってしまうことも恐ろしい。いまだに、彼女の秘苑は、レオンに乙女を破られた時のことを思い出し、きゅーっと引きつるのだった。
「わしに、またお仕置きをさせたいのか?」
レオンは、親指で彼女の陰核をなぞりながら、脅かした。イサベラは、感じる部分をくりくりとこねられ、思わず身体がえび反った。
イサベラは、レオンの言葉に、自分が、いつ攻撃されても逃げられない脆弱な姿でいることを、いやがうえにも思いしらされ、身体を震わせた。いま自分は、裸で太腿を広げてレオンの上にまたがっているのだ。その男根は直立し、威嚇するように、肉の入り口にあてがわれている。その恐ろしい大きさと強さ。しかも、両腕は後ろに拘束され、動かせない。
従う他はないと観念し、イサベラは、眉にしわを寄せながら、目を閉じた。あの、耐えがたい激痛に備えて、ゆっくりと、少しずつ腰を落としていく。
イサベラは、レオンの分身が体内に滑り込んでくるのを感じた。未熟な膣壁が、彼の硬い肉柱にめりめりと広げられていくのを感じる。だが、予想した激痛とは異なり、熱く甘美な痛みしか感じないことに、イサベラは驚いた。でも、痛みであることには変わりなく、彼女の唇から、ああッと声が漏れた。
目を閉じたまま、さらに、ゆっくりと腰を沈めていった。レオンの分身の大きさに自分の狭い肉筒が慣れていくのを待ちながら、徐々に、奥へと取り入れてった。
緊張した時間が5分ほど続いた。イサベラはとうとうレオンの分身を根元まで納めきっていた。彼女の白桃のようなつるつるの尻の下、レオンの毛むくじゃらの睾丸2個がぴったりと密着している。イサベラは、大変な苦行をなし終えたかのように、レオンに覆いかぶさり、彼の肩に顔をうずめ、ハアハアと息を乱して休んだ。
「いい子だ」
レオンは仰向けのまま、かすれた声で囁いた。 「今度は、わしに乗馬するのだ。わしの肉棒を使って、自分で動くのだ」
イサベラはレオンの言った意味が分からなかった。レオンは、それを察し、両手で彼女の腰をしっかりと押さえて、動きを導いた。腰を持ち上げ、先端だけが収まるほどにした後、力強く、元へ押し下げ、引きつけた。巨大な肉棒で串刺しにする。
「ああぁぁぁッ!!」
数分かけてやっと成し遂げたことを、一気に行われ、イサベラは悲鳴をあげた。同時に、レオンも極上の刺激に、うっと低いうめき声をあげた。
だが、レオンは責めを緩めたわけではない。両手でしきりにイサベラに動くよう急かした。それに促され、イサベラも、試しがちに腰を上げ、そしてゆっくりと、ためらいがちに、また腰を落としていった。両手を後ろに縛られたまま、レオンの勝ち誇った瞳を見つめながら腰を沈める。
「うーん、それで良い」 レオンは唸った。
再び、イサベラは動いた。前より滑らかな動きだった。それに、たとえ両手を縛られていても、自分が動きを自由にでき、レオンの分身を取り込む速度を制御できることを悟り、動くことにためらいがなくなるのを感じた。そして、それと共に、自分がこの行為を楽しんでいることを知り、悔しくもなる。この男が自分の身体に対して行うあらゆる罪深い行為。それを喜んでいるとは。こんなことをしていたら、いつか堕落してしまうことになる・・・
だが、彼女は、レオンがもたらす肉体の刺激に、あまりにも無力だった。