・・・この女、本当に俺のものになってるじゃねえか!
これを裏付けるように、ブリイは両脚でジョーンズの背中を抱き込み、しっかりと組み合わせていた。自ら進んで、彼をより近くへ、より深くへと引き寄せている。ブリイ自身は何も言わなかった。だが、彼女が盛んに発する喘ぎ声から、明らかに、いま起きていることに対する彼女の気持ちが読み取れた。
ジョーンズが打ち込むたびに、ブリイの身体は揺さぶられ、その巨乳もぶるぶると激しく揺れた。彼女が脚を交差させ身体をしっかりつなぎとめているおかげで、ジョーンズは手で彼女の身体を押さえる必要がなくなり、自由に、その巨乳を握り、揉むことができた。柔らかいにもかかわらず、充分張りのある美乳。時に、勃起した乳首を指で挟み、引っ張り、楽しむ。
ブリイは、このような状況にいることに怒りを感じているはずだし、いやいやセックスに応じているはずだった。だが、その肉体は、彼女の心を裏切り続けた。強烈すぎる快感、甘美すぎる刺激に、身体が虜になっていく。
ジョーンズは、新妻に打ち込みを続けた。だが、何か物足りない。そこで、一時、動きを止め、自分もブリイが横たわるビリヤード台の上に這い上がった。まるで、それを迎えるように、ブリイも自分から後ろに引き下がり、ジョーンズのためにスペースを作る。
一旦ジョーンズが位置につくと、ブリイの脚は早速、彼の腰を包み込み、再び尻のところで羽交い絞めになった。それと同時に、再びジョーンズのペニスが、すでに充分こなれた女陰の肉穴に吸い込まれていく。
煌々とライトに照らされている中、グリーンのマットの上、ブリイとジョーンズの身体が重なり合う。それを男たちが取り囲み、目を凝らして見ている。
ビリーは、自分の愛する新妻が、自分からジョーンズの顔を抱き寄せ、その口に熱っぽくキスを始めるのを、恐怖を感じながら見ていた。ジョーンズは、ブリイの柔らかな身体に覆いかぶさり、口を吸わせながら、愛しげに抱きしめ、再び出し入れを始めた。
ジョーンズは、若い女体の快感に酔いしれながらも、彼女の反応に内心、驚いていた。
・・・まるで恋人とキスをしているように、舌を吸ってくるし、打ち込みをするたび、ああん、ああんと甘く全身でもって反応してきやがる。俺に身を委ねきってるぜ。この女、生まれつきの淫乱女に違いねえ。この部屋に旦那がいて、見てるというのに、俺にこんなふうに振舞ってるんだ。根っからの淫乱だとしか、説明つかねえぜ・・・
そんな考えがジョーンズの頭を支配し始めていた。
ビリヤード台の上、それから10分近く、ハードなセックスが続いた。そして、とうとう、ジョーンズは、えびぞるように体をよじり、種液を、色狂いした若妻の体内に注ぎ込んだ。射精をしながら、彼はブリイの顔を見て、そこに満足げな表情が浮かんでいるのに気づいた。目は閉じたままだが、口元が微笑んでいるのが分かる。
しばらく経ち、ブリイもようやく目を開き、ジョーンズが自分を見つめているのを見た。その途端、彼女の顔から笑みが消え、以前の嫌悪する表情に置き換わった。
ブリイは、この初めての性交を、自分が夫に抱かれていると思い込むことによって、耐え抜いていたのである。ともかく今回は、そう思い込むことで何とか耐え切ることができた。でも、この苦行が一回だけで済むわけがないのは彼女も分かっていた。
ブリイは、感じたことをビリーに話せたらと思いつつ、彼の方に目をやった。ビリーは、悔しさに身を縮めながら、顔に心配そうな表情を浮かべていた。ブリイは、彼に、今のは、ジョーンズがビリーだと思い込みながら耐えたのだと伝えたかった。でも、そのようなことは説明しても分かってもらえないように思われた。
ブリイには、知らぬ男とセックスをし、一見、それを楽しんでいるように見せたことが、どれだけビリーを傷つけたか、本当のところは理解できていなかった。いや、落ち着いて振り返ればブリイも分かったことだろう。だが、彼女には、この問題を落ち着いて考える余裕は与えられなかった。
ジョーンズがビリヤード台から降りるのに入れ替わって、別の男が這い上がり、ブリイの上にのしかかったのである。そして、ジョーンズのスペルマでどろどろになっている蜜壷に薄汚い男根を突っ込んだのだった。さらにもう一人、別の男が台に上がり、ブリイの顔の前で分身をブラブラ揺すって見せた。ブリイは、何を期待されているか分かっていた。汗臭い男の分身を手にし、それを口に入れていく。
この時も、ブリイは、ビリーのペニスに口唇奉仕していると思い込んで行為に応じたのだった。だが、ビリーには、ブリイが淫らに自分からペニスをしゃぶりにいき、いつも自分にしてくれるときと同じように熱を込めて舐めしゃぶっているとしか見えなかった。