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無垢の人質 第4章 (4) 

再び木べらが打ち下され、イサベラの太腿の付け根と尻頬を叩きつけた。痛みが波となって尻全体に広がった。

イサベラは、これは、痛みを与えることより、むしろ屈辱感を与えることに近いことが分かっていたが、それでも、自分を制しきれず、啜り泣き、叫び声を上げ、拘束されたままの身体をくねらせ、跳ねさせるのだった。しかし同時に、太腿の間、温かい滴が溢れてきてるのも感じていた。

ぶるぶると震える太腿の付け根の部分、無防備の巻き毛を掻きわけて手が滑り込み、融けつつある肉ひだを探るのを感じ、イサベラは、あぁっと、うめき声を上げた。さらに太い指が2本、濡れた女陰の中に差し込まれるのを感じ、ううっと息を詰まらせた。

イサベラは、自分の意思とは関係なく、両太腿が力をゆるめ、脚を広げていることに気づいた。この男は、私に何か分からないことをしたに違いない。仕置きをされているにもかかわらず、身体が彼を求め、疼き始めている!

背後から、レオンの男性的な低音の笑い声がするのが聞こえ、イサベラは、火がついたように顔を赤らめた。

「ベラ、ベラ・・・。お前の身体は、犯されたいと、征服されたいと、願っているようだな。お前が思っているより、お前はわしの虜になっているのではないのか?」

イサベラは、レオンが動き、前に立つのを感じた。突然、レオンは、彼女の片方の膝を掴み、床から持ち上げた。きゃあと大きな声を出すイサベラ。持ち上げられた片足で、彼の腰に巻きつけるようにさせられる。床についているもう一方の足だけで、吊るされた体のバランスを保とうと必死になる。

「やめて・・・」

次にどんな新たな懲らしめが待っているのか、不安になりながらイサベラは啜り泣いた。イサベラの中、心と身体がせめぎあっていた。この陰悪な責めをやめて欲しいと願う心と、荒々しい陵辱を乞い求める女の身体。

木べらが邪険に濡れた陰毛を掻きわけ、そこを擦るのを感じ、イサベラは、いやぁっと泣き声をあげ、身体をくねらせた。だが、次の瞬間、イサベラの予想を裏切って、木べらが股間めがけて強く打ち上げられ、膨れた陰唇を叩いた。

「あうっ!」

さらに、もう一度、そこを叩きつけられた。ぴちゃりと水を弾くような音がして、イサベラの屈辱感をいっそう煽る。同時に、甘美とも言える痛みが放射状に股間に広がり、悦びをもたらす豆突起を刺激していた。

「ああッ、いやッ!」

ぴちゃり、ぴちゃりと何度となく叩かれた。ひりひりと痛む部分を、容赦なく叩かれ、同時に女肉を融かしていく。そのたびに、イサベラは拘束された身体を捩り、泣き声をあげた。

彼女は、自分の身体がえびぞっているのを感じていた。こちらもかまって欲しいと左右の乳首がじんじんと疼いている。湿ったものがあそこから垂れ流れている。彼女は、こんなよこしまな気持ちになったことはなかった。まさに淫らになってる自分。そんな自分を恐れ、同時に、欲望に身体を熱くしている自分。

「イサベラ? まだ、わしに反抗するつもりでおるのか?」

ぴちゃり!

「いいえ! いいえ!」

ぴちゃり!

「わしのものになるのを拒むつもりでおるのか?」

ぴちゃり!

いまやイサベラは、はあはあと息を継ぐだけで、答えられずにいた。邪悪な快楽に浸り、鋭く叩かれるたびに肉筒が喜ぶのを感じていた。

ぴちゃり!

「答えるのだ!!」 レオンの怒鳴り声が響いた。

「お望みのことを、な、何でもします。何でも・・・だから、お願い・・・」

レオンの勝ち誇った笑い声が部屋に轟いた。彼の太い指が、イサベラの濡れた肉鞘にずぶりと刺さる。それを受けてイサベラは、身体を震わせた。ピンク色に染まった、二つの乳房が揺れ動く。

「お前には、他に道はないというのを、まだ悟っていなかったのか? お前の身体の方は、とっくに主人が誰であるかを認めておるぞ。いくら、お前が抗いつづけてもな!」


[2009/03/03] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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