ディアドラは僕の方に歩いてきた。僕はまだ椅子に座ったままだったが、会議テーブルから椅子を引いて、体を回し、彼女の方を向いた。ディアドラは僕の足の間に立ち、両手で僕の頬を挟んで、顔を近づけ、唇を重ねてきた。挨拶の気持ちと信頼の気持ちが混じったキスをする。彼女の、あの素晴らしい唇に魔法をかけられるのを感じた。再び、彼女の虜にさせられる。
しばらくキスをした後、ようやく彼女は唇を離した。「ありがとう。これをしたくて仕方がなかったの」
そう言って、ディアドラはゆっくりと腰を落とし、僕の前にひざまずいて、僕を愕然とさせた。彼女の両手が僕のベルトに行き、次にチャックに触れている。それから、両手でズボンの上のところを握り、顔を上げて僕の瞳を覗きこんだ。期待している目の表情。
僕は彼女の意図を察し、腰を上げた。ディアドラは、ズボンとトランクスを一緒に掴み、一気に引き降ろした。僕の分身は反動で跳ね上がり、彼女の右頬を叩いた。
「アハハ」 彼女は明るく笑って、その繊細な手で僕のペニスを握った。
ディアドラは、僕の前、片手に分身を握っている。顔から10センチも離れていない。愛らしい瞳は、僕の瞳を見上げ、見つめている。笑顔を浮かべながら。
「私、これ、初めてなの。今まで、考えたこともなかったのよ、アンドリュー。でも、月曜の午前からは別。これ以外、ほとんど何も考えていなかったと言っても良いかもしれないわ。それに、あなたも、可愛そうに・・・今日の午前中にずいぶん緊張感が高まってしまったみたいね。それを解きほぐす必要があるわ。私も、そのお手伝いができると思うから」
ディアドラは、僕のペニスを上に向かせ、頭のところに優しくキスをした。途端に、ペニスがピンと直立する。その勢いがあまりに強いので、彼女の目を突いてしまうのではないかと思った。ディアドラは、下の側面を舐め上げた。
「ああ、すごい!」 僕は唸り声を上げた。
頭の中がクラクラしてくる。彼女は亀頭を口に吸い込んだ。口の中、舌で頭部をこね回されるのを感じた。鈴口の周辺を撫でまわっている。彼女は両手で睾丸を包み、優しく揉み、擦った。
すでに10センチ以上、彼女の口の中に入っていた。僕の前にひざまずき、頭を僕の太腿に当てている。でも、決して僕の目から視線を外さない。これだけは言わせて欲しいのだが、これが、フェラチオでは一番良い方法だ。馬鹿ばかしいことを言ってるのは分かる。どんな方法でも、口で奉仕してもらうのは最高に決まっている。でも、視線を合わせたままでしてもらうことで、この行為に、親密さによる興奮が加わるのだ。単なる機械的な行為ではなくなる。
ディアドラは僕を喜ばせていて、しかも、それを楽しんでいた。彼女が、この行為自体を興奮されるものと感じていたかどうかは分からない。でも、彼女がしてくれることに僕が反応することで、彼女はもっとしてあげたいという気持ちが高まっているのは、見て取れた。まるで、愛するものに特別の贈り物を授けているようだ。