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バースデイ・プレゼント 最終章 (3) 


ゲイルと一緒にオフィスに戻ったが、彼女は微笑んでいた。「いい感じ?」 と訊いてくる。

僕は、パンティを身につける感触の素晴らしさを言うのに、まさに、女性が使うような、その言葉を使おうと思っていたところだったので、顔が赤くなるのを感じた。

適切な言葉遣いをしなければと自制しながら、ゲイルに笑みを返した。

「ああ、実に、いい感じ」 と苦笑いしながら答える。

「良かったわ。言いつけを守らなくてお尻をスパンキングるのは、嫌ですものね? そうでしょう?」

僕はまた顔を赤らめた。どんどん事態が常軌を外れていく。家で女性化を受けるばかりでなく、今や、秘書もゲームに加わり、職場でも女性化を受けているのだから。ゲイルがとてもセクシーな女性であること、それに、僕やドナに優しく接している人であることのおかげで、僕は、彼女の言葉を訂正するといったバカな真似をせずにいられた。

今週は普通の状態に戻り、この女性的な物事は、一時、お休みになると思っていた僕だったが、しかし、今は、またもパンティを履いて、喜んでいるのである。ペニスがまた反応を始めているのを感じ、何とかして、このことを頭から消し去らなければと思った。

オフィスに戻り、デスクに座った。中央の引き出しを開け、目を落とすと、そこには黒いレース・ブラが入っていた。メモが添えられてある。

「良い娘ね。今度は、私のために、これを身につけて。お願い。愛を込めて。ドナより」 とある。

メモを改めて確かめると、どうやら、ファックスから切り抜いたものであるのが分かった。このブラジャーは見たことがなかったので、多分、これもゲイルのものだろうと思った。

僕はジレンマに陥った。このブラジャーを着たら、シャツの上から透けて見えてしまうのは確かだった。だが、ドナに言った約束のことも思い出す。仕方なく、僕はシャツを脱ぎ、ブラを逆向きにしてホックを留め、前向きに戻してから、ストラップに両腕を通した。ストラップの長さを調節して、胸にうまくフィットするようにする。その上にシャツを着ているところで、ゲイルがやって来た。

「とてもよい子ね、ミス・ビッキー。ドナも私も、あなたが従順なのを知って喜んでるわ。でも、そのブラだと、本当にシャツから透けて見えるのよね。そこでだけど、これをブラの上に着て、その上からシャツを着てみて」

ゲイルは僕に美しいシルクのキャミソールを渡した。肌色のキャミソールだった。その繊細な肌触りのランジェリーを手にし、頭から被った。するすると顔から胸へと流れるように滑り下る。整えると、さらさらした感じに収まり、黒いブラジャーを覆ってくれた。シャツを取り、その上に着て、ボタンを閉めた。鏡を見てみると、シャツの下、胸のところがかすかに盛り上がっている点を除けば、まったくブラは見えなかった。外からは見えないけれど、中で僕の胸をぴっちりと包み、すでに固くなっている乳首を擦っているのを感じる。

「まあ、ずっと良くなったわね」 ゲイルはそう言って、軽やかな足取りでオフィスを出て、ドアを閉めた。


[2009/03/25] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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