マリイの指が、イサベラのピンク色の割れ目の間で弧のように曲がり、イサベラは体を強張らせた。何も考えず、本能的に後ずさりし、両膝の裏側にベッドが当たるのを感じた。だが、マリイは素早く前に進んだ。
ぴしゃり! マリイの右手がイサベラの頬をぴしゃりと叩いた。
イサベラは悲鳴をあげ、頬に炎のように痛みが広がるのを感じ、手で顔を覆った。目にじわりと涙が溢れてくる。
「お前は私に反抗するつもり? お前の女主人である私に? レオンを憤慨させたいのかい?」 マリイは青い瞳を輝かせながら、イサベラを上から睨みつけた。
イサベラは、邪悪な鞭や木べらで飾られた地下牢の光景を思い出し、背筋に冷たい震えが走るのを感じた。無言のまま、ただ頭を左右に振って答えた。だが、叩かれた頬を涙が伝い落ちることは防げない。
「それでよろしい」 マリイは冷たく微笑んだ。
「ならば、今すぐ、ベッドに仰向けになって、脚を広げなさい。召使たちが噂していた蜜壷を見せてもらうことにするよ」
イサベラは、心底ショックを受け、息を飲んだ。そんなことって・・・
「レオンを怒らせたくないのだろう? ええ? どうなんだい?」 躊躇うイサベラを見て、マリイは目を邪悪そうに細めた。
イサベラは、悔しさに下唇を噛みながら、ゆっくりとベッドに腰を降ろし、横向きになって、体を横たえた。脚が震えていたものの、力を緩め、わずかだけ広げた。
「もっと、広げるのよ。・・・そう、それでよい」 マリイは、イサベラが言うことを聞くのを見て、満足そうにつぶやいた。
「ずいぶん柔らかいわね・・・」 マリイは、指をイサベラのふくらはぎから膝の内側へと這わせながら、つぶやいた。「・・・まるで、あかちゃんのよう・・・」 手は太腿の内側を這い上がり、足の付け根の肉付きの良い部分を柔らかく揉みほぐす。
マリイの手が優しく恥丘を覆うのを感じ、イサベラは体を小さく震わせた。
「その無垢な反応は、演技なのかい?」
そう言いながら、マリイは、指を曲げ、熱くなった部分へ滑り込ませた。イサベラは、脚の間から、どきんどきんと鼓動がし始めるのを感じ、溜息を漏らした。
「なかなかの絶品だねえ」
マリイの柔らかい指がイサベラの膨らんだ唇を左右に広げた。イサベラは、ピンク色の秘密の部分を、あの青い瞳でじっくりと見られているのを感じ、恥ずかしさに身をよじらせた。
「ううむ・・・誰かさんは、ふしだらな娘のようだねえ。肌がしっとりとして、ずいぶんほぐれているように見える。 レオンは、お前を精力的に、しかも、たびたび犯しているにちがいないわねぇ・・・」 マリイは、独り言を言うようにつぶやいた。
イサベラは、マリイの指が、柔らかく、そして優しく、その部分を探り続け、抵抗する気持ちを融かしていくのを感じ、唇を噛んで堪えた。
「はっ!」
突然、指が1本、内部に入ってきて、イサベラは息を飲んだ。
「お前、きついんだねえ。ずいぶん、きつい」
マリイは、その部分の筋肉が、入れた指をきゅうきゅうと締め付けるのを感じ、つぶやいた。「・・・じゃあ、お前をもう少し濡らしてやることにしようかねぇ? そうすれば、お前の、この、おちょぼ口をもう少しほぐしてやることができるから」