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無垢の人質 第5章 (2) 


マリイの指が、イサベラのピンク色の割れ目の間で弧のように曲がり、イサベラは体を強張らせた。何も考えず、本能的に後ずさりし、両膝の裏側にベッドが当たるのを感じた。だが、マリイは素早く前に進んだ。

ぴしゃり! マリイの右手がイサベラの頬をぴしゃりと叩いた。

イサベラは悲鳴をあげ、頬に炎のように痛みが広がるのを感じ、手で顔を覆った。目にじわりと涙が溢れてくる。

「お前は私に反抗するつもり? お前の女主人である私に? レオンを憤慨させたいのかい?」 マリイは青い瞳を輝かせながら、イサベラを上から睨みつけた。

イサベラは、邪悪な鞭や木べらで飾られた地下牢の光景を思い出し、背筋に冷たい震えが走るのを感じた。無言のまま、ただ頭を左右に振って答えた。だが、叩かれた頬を涙が伝い落ちることは防げない。

「それでよろしい」 マリイは冷たく微笑んだ。

「ならば、今すぐ、ベッドに仰向けになって、脚を広げなさい。召使たちが噂していた蜜壷を見せてもらうことにするよ」

イサベラは、心底ショックを受け、息を飲んだ。そんなことって・・・

「レオンを怒らせたくないのだろう? ええ? どうなんだい?」 躊躇うイサベラを見て、マリイは目を邪悪そうに細めた。

イサベラは、悔しさに下唇を噛みながら、ゆっくりとベッドに腰を降ろし、横向きになって、体を横たえた。脚が震えていたものの、力を緩め、わずかだけ広げた。

「もっと、広げるのよ。・・・そう、それでよい」 マリイは、イサベラが言うことを聞くのを見て、満足そうにつぶやいた。

「ずいぶん柔らかいわね・・・」 マリイは、指をイサベラのふくらはぎから膝の内側へと這わせながら、つぶやいた。「・・・まるで、あかちゃんのよう・・・」 手は太腿の内側を這い上がり、足の付け根の肉付きの良い部分を柔らかく揉みほぐす。

マリイの手が優しく恥丘を覆うのを感じ、イサベラは体を小さく震わせた。

「その無垢な反応は、演技なのかい?」

そう言いながら、マリイは、指を曲げ、熱くなった部分へ滑り込ませた。イサベラは、脚の間から、どきんどきんと鼓動がし始めるのを感じ、溜息を漏らした。

「なかなかの絶品だねえ」

マリイの柔らかい指がイサベラの膨らんだ唇を左右に広げた。イサベラは、ピンク色の秘密の部分を、あの青い瞳でじっくりと見られているのを感じ、恥ずかしさに身をよじらせた。

「ううむ・・・誰かさんは、ふしだらな娘のようだねえ。肌がしっとりとして、ずいぶんほぐれているように見える。 レオンは、お前を精力的に、しかも、たびたび犯しているにちがいないわねぇ・・・」 マリイは、独り言を言うようにつぶやいた。

イサベラは、マリイの指が、柔らかく、そして優しく、その部分を探り続け、抵抗する気持ちを融かしていくのを感じ、唇を噛んで堪えた。

「はっ!」

突然、指が1本、内部に入ってきて、イサベラは息を飲んだ。

「お前、きついんだねえ。ずいぶん、きつい」

マリイは、その部分の筋肉が、入れた指をきゅうきゅうと締め付けるのを感じ、つぶやいた。「・・・じゃあ、お前をもう少し濡らしてやることにしようかねぇ? そうすれば、お前の、この、おちょぼ口をもう少しほぐしてやることができるから」


[2009/04/02] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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