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Fashion ファッション (14) 

僕は裸になり、マーサの指示に従って体の位置を変えた。ベッドの上、枕のところに座り、マーサの頭を広げた脚ではさむ形になる。マーサは僕のを口に咥えたがっていると察し、その求めに応じた。

早速、マーサは僕のペニスを咥えこんだ。彼女はディープ・スロートはできない。だが、いつもそうするように、できる限り奥まで呑み込んだ。そして、その位置で留まった。

ジョイスの方は、マーサのお尻に愛撫を続けていた。ジョイスは、その仕事に夢中になっているように見えた。

アヌスに愛撫を受け続けていたマーサは、堪えられなくなって、僕のペニスを口から出し、ハアハアと息を荒げた。しばらく荒い呼吸をして、何とか落ち着くと、再び僕を咥え込んだ。そして、全力を使って頭を上下に振り始めた。こんな姿勢でいるのに、激しい勢いで頭を上下させていた。信じられないほどだった。

その激しさに、僕がほとんどいきそうになった時、急にマーサは口から僕のペニスを吐き出し、声を上げ、そしてオーガズムに達した。だが、マーサはそこで体を休めようとはしなかった。

達すると同時に、体をくねらせて素早くジョイスから離れ、僕の前に横寝になって、再びペニスを咥えこみ、頭を振り始めたのだった。

僕は、あっという間に達してしまった。これは断言できるが、この時のオーガズムは、とてつもないものだったと言える。確かに、マーサとのセックスはいつも最高だった。だが、この時の絶頂は、この世のものとは思えないほどだった。

オーガズムが終わり、僕は強烈な射精の余韻に浸ってヘッド・ボードに寄りかかり、ぜいぜいと息を喘がせていた。気がつくと、マーサとジョイスは共にベッドの上に座っていた。マーサがジョイスの服を脱がしているところだった。間もなくジョイスも全裸になっていた。

ジョイスは、座ったまま、マーサにキスをしていた。マーサはしばらくキスを受けていたが、ふと、それを振り払い、立ち上がった。ジョイスは、立ち上がったマーサを見上げた。笑顔でマーサを見上げる。

「あなたを舐めさせて?」

マーサは、腰に両手を当ててジョイスの前に立ち、軽く脚を広げた。だが、そのままジョイスに舐めさせることはしなかった。体を半転させ、後ろ向きになり、ジョイスや僕がいる方にお尻を向けた。腰に手を当て、仁王立ちになっているのは変わらない。

マーサはその姿勢で、肩越しに僕やマーサを振り返った。

「ジョイス? 私の体が好きなの?」

「ええ、とっても!」

マーサはまたベッドに座った。ジョイスに向き合って座る。

「彼のをしゃぶってあげないの?」

ジョイスはちらりと僕を見て、その後、マーサに視線を戻した。「できればしたくないわ」

「してあげて欲しいの」

ジョイスは少し怖がってる表情になった。低い声になっていた。「お願い、そんなことさせないで・・・マーサは、したくないことはしなくていいって言ったじゃない」

「分かってるわ・・・じゃあ、握ってあげて。あなたの手で」

ジョイスは返事をしなかった。ただ黙って座っていた。

「ちょっとだけでいいのよ」

マーサは、そう付け加えながら、脚を振るようにして座りなおし、ジョイスの手を握った。そのまま、僕の方へジョイスの手を引っ張った。ジョイスが引っ張られて僕に近づくと、マーサは彼女の手を僕のペニスにあてがい、手を開かせて僕を握らせ、そして手を離した。

ジョイスは握ったまま動かなかった。

「しごいて」 様子を見ていたマーサが言った。

それでも動こうとしないのを見て、マーサは再びジョイスの手に自分の手をあてがい、僕を握らせたまま、何回か僕をしごかせた。そして、また手を離した。

「さあ、今度はあなたの番よ」

突然、ジョイスは手を引っ込め、立ち上がった。マーサと僕の二人を見ていた。

「わたし・・・私、もう行くわ」

「本気なの?」とマーサ。

「ええ、ごめんなさい」

「ダメよ。お願い! お願いだからここにいて」

ジョイスはすでに自分の服を探して、下着を履こうとしていた。

「お願いだから、ねえ!」 マーサは彼女を振り返りながら言った。それでもジョイスは着替えをやめようとしなかった。

「お願いよ。あなたにして欲しいの」 マーサは懇願する口調になっていた。

「もう帰るわ」

「ダメ。待って! ・・・私と彼を見てるだけでいいから」

「お願い、もうこんなこと嫌なの!」

マーサは切羽詰った感じで叫んだ。「ちょっとだけ待って! お願い、私の話しを聞いて!」 

ジョイスはマーサの様子に驚き、動きを止め、彼女の顔を見た。

「ジョイス? 私が彼にアヌスを犯されるところを見たくない?」

ジョイスは驚いた表情を浮かべた。 「あなたたち、それもやってるの?」

「いいえ」 

ジョイスは立ち尽くしたまま、僕とマーサを見ていた。唖然として、身動きできないようだった。

マーサは立ち上がり、ナイトスタンドのところに行き、KYゼリーを持って戻ってきた。枕を取り、ベッドの中央に置き、その上にうつ伏せになった。尻だけをつんと突き上げた格好になる。そして自分でゼリーをアヌスに塗り込み始めた。

僕は、そんなマーサを見つめるだけだった。ジョイスも、同じで、ただ突っ立ったまま、マーサを見つめていた。

マーサはゼリーをアヌスに塗ると、背中を反らせ、頭を上げて僕に視線を向け、ゼリーを手渡した。それから両腕を前に組み、その上に頭を乗せて、顔を横向きにさせた。

ベッドの真ん中、マーサが横たわっていた。お尻だけを突き上げて、アヌスを犯されるのを待っている。そんな姿を僕とジョイスはただ見下ろしていた。誰も何も言わなかった。そんな状態で、少なくとも1分はじっとしていたと思う。


[2009/08/12] 本家掲載済み作品 | トラックバック(-) | CM(0)

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